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業界ニュース 2019.1.10

薄目を開けた車!? セミリトラタクブルヘッドライト搭載車3選

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いまでは見かけなくなったリトラクタブルヘッドライト。歩行者保護(安全性)の観点から突起物に対する規制が厳しくなり、点灯時には空気抵抗(格納時には逆に空気抵抗を減らせるが)を増大させ、重量物をフロントノーズの左右に配することでハンドリングに悪影響を与えたり、開閉することで故障するリスクも抱えたりしていた。さらに、コストも嵩むなど、今から思うと無駄ともいえる贅沢アイテムだったかもしれない。ここではセミリトラクタブルヘッドライトをピックアップする。文・塚田勝弘

セミリトラクタブルヘッドライトの利点とは?

    スポーツカーにはやっぱり必要!? 魅惑のリトラクタブル式ヘッドライト車5選

スポーツカーやスポーティモデルのリトラクタブルヘッドライトが点灯して前を照らす姿に憧れた人もいるだろう。点灯時のデザインは鮮烈。
ここでは、格納時も前を照らすことが可能だったセミリトラクタブルヘッドライト車を振り返りたい。セミリトラクタブルヘッドライトは、デザイン性と冒頭で紹介した課題もある程度克服する折衷案ともいえるだろう。


1、いすゞ ピアッツァ

いすゞのクーペであるピアッツァは1981年登場で、セミリトラクタブルヘッドライトを採用していた。ジウジアーロの手によるロングノーズ・デザインは当時かなり斬新だった。
先進のデジタルメーターに加えて、運転席のサテライトスイッチに配されるヘッドライトスイッチを操作して点灯した。なお、セミリトラクタブルヘッドライトは2代目ピアッツァ、初代(初代登場時)ピアッツァ・ネロ/PAネロにもセミリトラクタブルヘッドライトが受け継がれた。


2、ホンダ CR-X(登場時)

ホンダ シビックの兄弟車であるバラードの派生モデルとして1983年に登場した初代CR-X(バラードスポーツ CR-X)は、テールエンドをスパッと断ち切った後ろ姿が印象的だ。見た目だけでなく、当時、世界最高レベルを謳うCd値0.33を誇るなど、空力性能にも気を配っていた。
なお、初代インサイトなど、ホンダは時折、思い切った空力重視のデザイン(に見える)を採用しているがCR-Xも例に漏れない。初代CR-Xは、およそ下半分が格納されたセミリトラクタブルヘッドライトを採用していた。後のマイナーチェンジで固定式にされたが、初代登場時のマスクを覚えている方も多いはず。


(3)日産 フェアレディZ(Z31型)

フェアレディZで初めてセミリトラクタブルヘッドライトが採用されたのが、1981年登場のZ31型だ。北米市場でも愛された同モデルは、空力性能向上も課題に掲げられていて、セミリトラクタブルヘッドライトの採用がスポーツカーというフォルムにマッチしたのだろう。
そのほか、セミリトラクタブルヘッドライトといえるか微妙ではあるが、1981年登場の3代目セリカは、ポップアップ式のヘッドライトを採用。これは、消灯時にはライトのレンズがボディの一部になる機構で、セミリトラクタブルヘッドライトの一種あるいは亜種ともいえる。なお、1983年に受けたマイナーチェンジでリトラクタブルヘッドライトになっている。
海外勢では、GMブランドのひとつであるポンティアックの3代目ファイヤーバードも薄目を開けたセミリトラクタブルヘッドライトといえる。

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