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業界ニュース 2019.1.9

”出川哲朗の充電させてもらえませんか?” に登場するあの電動スクーターは何だ?

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テレビ東京で放映中のTV番組”出川哲朗の充電させてもらえませんか?”は今や国民的な人気番組になっている。お笑いタレントが小さな電動スクーターに乗って田舎道をトコトコと走り、時にカンカン照りや大雨の中、電池切れにビビリながらも行く先々で人情に支えらえながら、目的地に到着するというリアルな描写が感動を呼んでいるのだ。そこで、充電旅を支える電動スクーターとは何なのか、その正体について掘り下げてみたい。REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)

それはヤマハの『E-Vino』です

    ”普通に良い”は褒め言葉。シグナスXは車体も装備も街に◎! しかもエンジンの素性もイイッ!【ヤマハ125ccスクーター試乗レポート 】

 その番組で移動手段として使われている電動スクーターがヤマハの『E-Vino(イービーノ)』である。エンジン版ビーノの車体を流用してEV化されたモデルで2015年にデビュー。“レトロポップなファッションスクーター“がコンセプトの可愛らしいデザインが印象的だ。番組の陰の主役でもある『E-Vino』だが、その親しみやすさが番組の主旨にもフィットしていると言えるだろう。

原付1種なのでクルマの免許で乗れる

 電動スクーターはバッテリーに蓄えた電気でモーターを駆動して走る仕組みで、近年はリチウムイオンバッテリーの高性能化に伴い実用的なコミューターになってきた。
 電動スクーターも従来の2輪車の排気量に当たる定格出力で区分されていて、『E-Vino』は定格出力0.58kWということで、扱いとしては原付1種(50cc未満)と同じ。つまり、クルマの免許を持っていれば乗れる。電動バイクの場合、定格出力0.6kWまでが原付(50cc以下)、0.6kW超1kW以下のものは小型自動二輪車(50cc超125cc以下)扱いとなる。ちなみに2018年末にホンダから発売されたPCXエレクトリックは小型自動二輪車だ。


クリーンで静かで出足もイイ

 以前、E-Vinoに試乗したことがあるが、操作は簡単でメーター下のメインスイッチを押して右手のアクセルを回せば発進できる。排気ガスを出さないのでクリーンだし、排気音もなく微かなモーター音だけなのでとても静かなのが特徴だ。最高出力などスペック的にはエンジン版Vinoより非力なのだが、出足の良さは電動ならでは。これは瞬間的に高トルクを出せる電動モーターの特性に加え、エンジン版より12kg軽い車体も貢献している。
 3つの走行モードが選べるのもメリットだ。最高速はエコな「スタンダード」モードで35km/h程度だったと記憶している。より強力な「パワー」で頑張って40km/h超、最強の「ブースト」で50km/h程度まで引っ張れる。ただし、ガソリン車に比べるとやはり非力なので、上り坂だと加速が鈍るしバッテリーが弱ってくると走りに元気がなくなっていく。


「やばいよ!やばいよ!」は本当だった

 肝心の充電だが、メーカー発表値では約3時間のフル充電で29km走れることになっている。素晴らしいのはその経済性で、1回充電するのに電気代が14円しかかからないこと。タダみたいなものだから気軽に「充電させてもらえませんか!?」とお願いできるわけだ。
 ただ、実際には20km程度で電池残量が少ないことを知らせるマークが点灯して「やばいよ!やばいよ!」(笑)ということになる。安心して走れるのは1充電で15kmといったところか。救いなのはシート下にはスペアバッテリーを搭載できること。バッテリー交換はとても簡単で工具なども使わず1分もかからないため、いつも2個積みしておけば安心だ。

 クルマも含めEVの性能はバッテリーの性能にかっていると言われている。バッテリーが進化すれば航続距離も伸びて利便性も高いエコな乗り物になっていくはずた。その意味で、電動スクーターは未だ発展途上ではあるが将来性がある。今は辛抱の時なのだ。それまでは、いざとなったら出川流でいくのもひとつの手かもしれない。


仕様

認定型式/原動機打刻型式ZAD-SY11J/Y809E
全長/全幅/全高1,675mm/660mm/1,005mm
シート高715mm
軸間距離1,160mm
最低地上高95mm
車両重量(バッテリー装着)68kg
1充電走行距離29km(30km/h 定地走行テスト値〈標準モード〉)※1
最小回転半径1.8m
原動機種類交流同期電動機
定格出力0.58kW
最高出力1.2kW(1.6PS)/3,760r/min
最大トルク7.8N・m(0.80kgf・m)/330r/min
バッテリー種類/型式リチウムイオン電池/ESB4-0
バッテリー電圧/容量50V,10AH(10H)
バッテリー充電電源定電流・定電圧充電
充電時間約3時間 ※2
駆動方式ギア
1次減速比9.400
フレーム形式バックボーン
キャスター/トレール24°05′/70mm
タイヤサイズ(前/後)90/90-10 41J(チューブレス)/
90/90-10 41J(チューブレス)
制動装置形式(前/後)機械式リーディング・トレーリング(ドラム)/
機械式リーディング・トレーリング(ドラム)
懸架方式(前/後)テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプハロゲンバルブ/12V,35/35W×1
乗車定員1名

※1充電走行距離(定地)の測定条件/標準モード、乗員55kg、バッテリー新品、気温25℃、乾燥路面、無風
※2バッテリー新品、バッテリー残量ゼロから満充電した場合。充電時間は充電環境に左右されます。最適な環境温度は15℃~25℃です。
※E-Vinoの運転には原動機付自転車運転免許が必要です。
※本製品は日本国内のみの販売となります。
1充電走行距離は道路状況、走行モード、走り方、気温、車載重量などによって変わります。表記の走行距離は定地走行テスト値であり、1充電走行距離を保証するものではありません。
本仕様は予告なく変更することがあります。
仕様変更などにより、写真や内容が一部実車と異なる場合があります。
ページ中の画像は撮影条件、ご覧の環境などにより実際の車体色と異なって見える場合があります。
当製品は、ヤマハ海外工場 Yamaha Motor Taiwan Company, Ltd.(ヤマハモーター台湾)にて、日本向け仕様として生産されたものです。

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(MotorFan MotorFan編集部)

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