280馬力勢に憧れを抱く人が多数
欲しいクルマはあるにしても、最近ではクルマに憧れをもつというのも減ってきたように思う。買えなくても見ているだけでいい、いつかはお金を貯めて買えたらいいなぁ、などの夢ではなく、現実的になってきたということか。情報などが増え、なんでも身近になっているのもあるかもしれない。
【ニッポンの名車】レースで勝つべく生まれた日産スカイラインGT-R(R32型)
一方、クルマに対して強烈な憧れをもっていたのが今の40歳代以上の人だろう。今回はそんなアラフォーが憧れたクルマを振り返ってみよう。アラフォーが物心ついたのは、だいたい1980年代後半から1990年代半ばあたりだろう。
まず強烈な印象だったのが、R32型日産スカイラインGT-Rだ。ターボ自体はそれより少し前からどんどんと採用が進んでいたが、ドッカンターボだったりして扱いにくかった。それがいきなり、ツインターボで完成度も高く、可変配分の4WDなども採用されて姿を現したのは驚愕だった。さらにレースでの活躍も憧れに拍車をかけた。
当時はR32のGT-Rを軸にして280馬力勢がひと括りとされ、憧れの対象となっていた感があるし、メーカーによる個性の違いもかなり明確だった。まず対抗馬だったのが、FC、そしてFDのマツダRX-7だ。直6に対して、マツダならではのロータリーは憧れだった。一方、トヨタではスープラが同じ直6ということで迎え撃ったが、70型はアメリカ感が強くて、ファン層はGT-Rとは被らなかった。被るようになるのは80型だった。
そして強烈なライバルとして存在しつつ、アラフォーだけでなく、クルマ好きが憧れたのがホンダNSXだ。アルミボディなどの細かい技術も憧れの的だったが、日本初の量産スーパーカーというだけで、ヨダレものだった。
スポーツカーだけでなくハイソカーやワゴンへの憧れも
と、スポーツカーだけに憧れていたわけではないのが、まさにいい時代。ハイソカーブームの流れを受けて、白いトヨタ・マークIIやその兄弟はサルーンとして人気が高かった。また、ワゴンブームが到来したのもこの時期だが、その立役者であるスバル・レガシィそのものが憧れに。さらにシーケンシャルのターボを採用したGTはさらにそのなかでも憧れだった。
また、価格が安い身近な憧れというのもけっこうあって、ABCトリオと呼ばれた軽自動車スポーツの、マツダAZ-1、ホンダ・ビート、スズキカプチーノ。さらにはマツダ・ロードスターなど、いろいろとあった。今思えば、クルマそのものが輝いていた時代でもあったのだ。
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