保守的に思えるトヨタだが、じつはトヨタの歴史はチャレンジの歴史でもあった。時代の先を行き過ぎたクルマから、一体どうした? と首をかしげたくなるクルマまで、トヨタのチャレンジを改めて俯瞰してみる。連載第12回は小さな高級車を目指した「プログレ」と「ブレビス」だ。
高級感はあったが販売には結びつかず
メルセデス・ベンツ Cクラス、BMW 3シリーズ、アウディ A4…いわゆるジャーマン3が日本市場でシェアを拡大しつつある状況に、危機感を抱いたトヨタがDセグメントに投入した新コンセプトのセダンが、プログレとブレビスだった。まずプログレが1998年5月に発表された。
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みんなのコメント
5ナンバーボディも、まさに小さな高級車で、次期型を期待していたんだけどな。。。
でも、開発担当者が「小さな高級車」の定義を明確化出来なかった。
更にクラウンを超える出来もタブーだった。
結果、価格が高いだけの小さいクルマにしかならなかった。
志しは良かったが、回答は及第点に届かなかった。惜しい。
小さな高級車、今こそ欲しい。