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業界ニュース 2019.1.5

久しぶりに乗るバイクは足つき最優先 「レブル250」は真っ先に目に止まった1台

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■安心感抜群の足つき性、それだけでこのバイクに惚れてしまう

 バイク生活から離れてから30数年、いまではモンキー50を自宅周辺で転がす程度の素人ライダーが試乗するのに、まずラブコールをしたのが「レブル250」でした。

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 というのも、最優先にしたいのは、足つきが良いことだったからです。人前でやらかす立ちコケの恐怖から逃れたかったからです。いかにもアメリカンなチョッパースタイル(いまではボバースタイルというそうですね)は、遠くハーレーをイメージさせるスタイルが気に入っただけでなく、座面がいかにも低い。実際に中肉中背の僕が跨っても、安心して両足の底がピタッと路面につきました。シート高は、690mmだそうです。それだけでこのバイクに惚れてしまったほどです。

 しかも、ハンドルの位置が自然でした。この日のためにアルパインスターのバイク用ブルゾンを新調したのですが、転倒から体を守る肩パットが入っていることで、腕が自然に前に伸びます。その姿勢がピッタリとライディングポジションに馴染むのです。これなら、通勤でもロングツーリングでも疲労は少ないでしょうね。

 さすがに、ペダル類はアメリカンらしく前方にあり、しかもギアのチェンジレバーとの隙間が限られていたので、新調した肉厚のブーツを噛ませるのに苦労しました。とはいえ小さな問題です。足先を噛ませてしまえば、変速は節度があり、軽い力でギアを上げ下げすることができました。

 実は、素人丸出しなのですが、エンジンは単気筒なんですね。水冷4ストロークDOHC4バルブです。最高出力は26PS、最大トルクは22Nmです。アメリカンだからとてっきりV型2気筒をイメージしていましたし、実際にアイドリングなどは、2気筒風のドロドロしたものでした。

 ハーレーのバイブレーションほどではありませんが、単気筒ほど不規則ではなかったことからてっきりV型2気筒だと勘違いしていたのです。素人とは恥ずかしいものですね。ですが、それが先入観のない自然なインプレッションだと考えてくださいね。

■ライダーである実感をエンジンの熱が教えてくれる!

 足つきが良いだけでなく、走らせても乗りやすさが際立っています。フロントフォークのキャスターがついているせいか、直進安定性に不安がありません。クルリとUターンするときには軌跡が乱れることもありましたが、慣れれば問題はないのでしょう。

 ただ、加速力は期待したほどではありませんでした。速さの基準はひとそれぞれですが、信号グランプリで後れを取らないためには、スロットルを奥まで捻らねばなりません。ハーフトロットルでズシズシと低回転から速度を乗せていく感を期待していただけに、その点では拍子抜けでした。レブルには500ccも設定されています。今後そっちにも乗ってみたいと思わせられましたね。

 ともあれ、いかにものライダー感覚が心地よかったのも事実です。試乗日はあいにくの寒空でした。パッチを履いているとはいえ、デニムでは体が冷えてしまいます。ですから信号待ちでエンジンを抱えて暖をとりました。すると例のV型2気筒かと間違えていた振動が、ライダーである実感を与えてくれましたし、内燃機関特有の熱が指先を温めてくれるのが心地よかったのです。

 レブルはロングセラーで、いまでも人気のモデルだそうです。それも納得です。数ある本格的なバイクが多い中、軽い気持ちで乗れることは大きなメリットです。しかも、そのスタイルが本格的な雰囲気を醸し出しています。入門用としても最適ですし、カスタムの素材としても期待が高まってきます。僕の選択肢のひとつに加わりました。

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(くるまのニュース 木下隆之)

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