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業界ニュース 2019.1.3

国産車の優位は失われた!? 高い収納力と実用性をもつ使い勝手バツグンの輸入車3選

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 日本車のお家芸ともいえる技アリ収納も増えてきた

 収納やシートアレンジなど、「お・も・て・な・し」の心で使い勝手の良さを世界でリードしてきた日本車だが、最近では一部の輸入車において、日本車も真っ青な実質的な使い勝手、収納、シートアレンジ性で目を見張らせるクルマが登場している。今回は3台をセレクトし、紹介しよう。

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 1)ボルボXC40

 2018-2019年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボXC40は、走行性能の良さはもちろん、その使い勝手においても輸入車、ボルボとして例外的な良さを備えている。

 何しろセンターコンソールボックスはティッシュボックスがすっぽり入るサイズで(というかティッシュボックス収納場所)、その前に脱着可能なごみ箱が用意されている親切さ(花粉症の人は大歓迎ですね)。

 巨大なドアポケットが完備されているのは、通常、ドアに配置されるウーハースピーカーをダッシュボード奥の空間をエンクロージャーとして使うエアサブウーハーの採用によってなくし、そのスペースを利用したため。ノートパソコンなども置ける収納になっている。

 さらにシート下の引き出し、スマホ非接触充電トレイ、コンビニフックなども備わり、誰もが車内の収納の達人になれるというわけ。整頓された車内空間が安全につながると考えた結果の、ボルボならではのいたせりつくせりの収納の用意、というわけだ。

 しかもラゲッジルームのフロアボードは畳んでA字に立てられ、ラゲッジスペースを前後に仕切れる便利さがある。このアレンジができ、荷物の積載だけでなく、例えば小型犬用の“3列目席”が出現させられるのは、ボクが知る限り、ほかにVWゴルフヴァリアントぐらいのものである。

 2)VWトゥーラン

 パワーユニットにゴルフなどでおなじみの1.4リッターガソリンターボに加え、クリーンディーゼルを追加したVWの中型ミニバンがトゥーラン。走行性能や燃費の良さもさることながら、大容量ステーションワゴンにも変身する、考え抜かれた使い勝手の良さも大きな魅力となる7シーターミニバンだ。

 運転席と助手席背後にシートバックテーブルがあり、シート下にシートアンダートレイがあるのはそれほど驚きもしないが、驚かされるのは3列目席、2列目席を低くフラットに格納できるシートアレンジ性。何しろフロアは超フラット。2/3列目席を格納したときのラゲッジ容量は1857リットルにもなる。

 ラゲッジの開口部地上高はゴルフヴァリアントより低い約61cm(ゴルフヴァリアント約63cm)で段差ほぼなし。3列目席格納時の奥行きは約99cmとゴルフヴァリアント並みながら、2列目席までフラットに格納すると奥行きは約194cmに達するのだ。フロア幅は約103~131cm、天井高は約89cmと、大型ステーションワゴンもかなわない広大なスペースが出現。床下収納もあり、車中泊するにもじつはぴったりなのである。

 3列目席部分壁面のカップホルダー、ふた付き収納、ルーフコンソールボックス(非ガラスルーフ装着車)やインパネのふた付収納も便利だろう。とにもかくにも、収納の“鬼”と呼べる、日本車のミニバン真っ青なユーティリティカーなのである。

 大容量ラゲッジを持ちミニバン的にも使える優等生

 3)ルノー・カングー

 ユーティリティを極めた実用車としては、欧州では働くクルマとして大活躍しているルノー・カングーが挙げられる。

 両側スライドドアの便利さは言うまでもないが、注目はバックドアの開閉方式。ミニバンのほとんどは上開き。すると、上り坂などで止めた場合、転がりやすい荷物が一気に飛び出してくる。活発なペットも飛び出してくる危険性がある。しかしカングーのバックドアは観音開き。少しずつ開けることが可能で、荷物、ペットの飛び出しを防ぐことができる便利さがある。広大な室内空間にも日本車真っ青な工夫満載である。

 前席頭上にバックパックや帽子などまで収納できる巨大なオーバーヘッドコンソールがあるだけでなく、後席頭上にも航空機のような3連式オーバーヘッドボックスを完備。フロアがごく低く、重い荷物の出し入れやペットの乗降にも便利なラゲッジルームは後席を倒すことでラゲッジの奥行きは通常時の約78cmから約166cmに拡大。フロア幅は約116cm、天井高は約123cmもあり、小さな引っ越しもできるスペースになる。

 しかもラゲッジルームはトノボードによって上下2段で使うことも可能。あたりの風景をパリに変えてくれるデザイン、存在感だけでなく、使い勝手もまた抜群の、国産実用車を圧倒する超実用的フレンチエクスプレスなのである。

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(WEB CARTOP 青山尚暉)

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