■唯一無二の「デリカD:5」がビッグマイチェンで顔面大変更!
ミニバンとSUV、両車の機能・性能を兼ね備える三菱「デリカD:5」は、スタイリッシュなデザインが多い昨今のミニバンの中では唯一無二の存在として一目置かれています。
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2006年に登場した現行モデルは今年で12年を経過し、「そろそろフルモデルチェンジするのでは?」とウワサされていましたが、今回”ビッグマイナーチェンジ”を受け、2018年11月から新型モデルの予約が開始されました。
ビッグマイナーチェンジで度肝を抜かれたのが、外装デザインの大変更です。新型「デリカD:5」には2つのデザインが用意され、標準モデルとエアロモデルの「アーバンギア」がラインナップされていますが、今回はより大胆な変更が加えられた標準モデルと先代型「デリカD:5」を比較してみます。
先代型「デリカD:5」も、オフローダー車らしい武骨なデザインで迫力があったのですが、先代型が大人しく見えるほど、新型「デリカD:5」のデザインはギラギラして威圧的。トヨタの人気上級ミニバン「アルファード」や「ヴェルファイア」のようなド派手なフロントマスクに生まれ変わりました。
最近の三菱車に採用されている「ダイナミックシールド」とよばれるデザインをさらに進化させた新型「デリカD:5」のフロントグリルは、六角形のハニカムパターンを横に配置して力強さと押し出し感を表現。
ギラギラしたデザインをより強調するのがランプ類です。先代型「デリカD:5」のライトは四角いヘッドランプと丸型のフォグランプが上下に配置されていましたが、新型「デリカD:5」では4つのライトが睨みを利かせています。
上から、細長いポジションランプ、ロービームとハイビームを組み合わせた縦長のマルチLEDヘッドランプ、ターンランプ、丸型のフォグランプの順に配置。
また、ボディ下部に装着された「プロテクティブフロントバンパー」により、下回りをガッシリ保護するような頼もしさが感じられます。
新型「デリカD:5」のリアデザインでは、リアコンビランプの意匠が変更されました。ストップランプ・ターンランプ・導光LEDテールランプが一体化したリアコンビランプですが、とくに『コの字状』の導光LEDテールランプは、下端からラインをさらに下に伸ばしたユニークな形状とし、一目で「デリカD:5」とわかるデザインが特徴です。
また、リアバンパーは、フロントの「プロテクティブフロントバンパー」と呼応するような下回りを保護するようなデザインで、SUVの機能性と安心感を表現。
■進化した派生車や質感にこだわったインテリア
新型「デリカD:5」のエアロモデル「アーバンギア」もフロントのランプ類の配置は同様、横長のメッキグリルとエアロパーツが都会的でありながらでダイナミックな表情を見せています。
リアデザインは、標準モデルでレッドだったリアゲートガーニッシュをクリアに変更し、洗練されたイメージに見せるとともに、全体に調和するような一体型のリアバンパーを採用してモダンに仕上げました。 新型「デリカD:5」のインテリアは、シルバーや木目調の加飾を配することで、上質な室内空間を実現。水平基調でゆとりのある空間を実現するため、インパネ面を前傾させて解放感がある作りにしています。また、先代型「デリカD:5」では3つ並んでいたエアコンの操作スイッチが、新型「デリカD:5」ではインパネと調和するようなシンプルなデザインになりました。
SUVのスポーティさを感じられるシフトレバーや金属を用いた重厚なセレクトモードダイヤルなどは、質感や握り心地にこだわったそうです。
シートはハリのある織物をベースとし、幾何学模様で力強さや躍動感を表現するとともに、サイド部には起毛生地を採用することで、メイン材と異素材の組合せとしました。なお、ダイヤモンド柄のキルティングをほどこした本革シートもオプションで選択できます。
新型「デリカD:5」のパワートレインは、2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンと新開発の8速ATを組み合わせ、パワフルで滑らかな走行性能を実現。また、新型「デリカD:5」にはガソリンエンジンの設定はないため、それを補うために先代型のガソリンモデルが継続販売されます。
安全性能では、三菱の予防安全技術「e-Assist」を新たに採用。衝突被害軽減ブレーキシステムや後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)などの装備を追加することで、安全性も向上しました。
今回のニューフェイスが発表された際には、不満の声が多くありました。しかし最近では、大幅改良され向上した各種性能や機能の進化の度合いに合ったデザインだと評判の声も多くなっています。
好みは人それぞれですが、ニューフェイスとなった新型「デリカD:5」の今後も目が離せません。
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