平成最後の年末年始となるこの時期に、平成の初期を彩ったクルマたちを振り返る10回にわたる連載企画。平成1年から10年まで、その時代の出来事を思い出しながら、各年10台のクルマを紹介する。今日は平成3年にフォーカス!
バブルの残り香を感じさせるモデルたち
平成3年1月、イラク軍のクウェート侵攻で湾岸戦争が勃発した。“若貴”の活躍などで大相撲がブームになる中、千代の富士が引退し国民栄誉賞を受賞した。また、ル・マン24時間レースでマツダ787Bが優勝したのもこの年だ。バブル経済は崩壊した時期ではあったが、国産乗用車のニューモデルは37台(自工会発表資料)を数えた。
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