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業界ニュース 2018.12.31

アナタが渋滞の原因かも!? 高速道路で渋滞を発生させない「約2秒」の心がけとは?

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■渋滞は「サグ部」での速度低下によるブレーキが引き起こす

 いよいよ始まる年末年始休暇。お正月休みを実家や行楽地で過ごす人で、各交通機関は混雑すると予測されています。高速道路でも渋滞が発生すると予測されていて、「渋滞の特異日」とされる1月2日は関越道や東名高速で最長で40kmの渋滞予測が出ています。

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 高速道路の渋滞は、「サグ」と呼ばれる下り坂から上る坂にさしかかる部分での速度低下が原因といわれています。速度が低下すると前走車との距離が縮るのでブレーキをかけて速度の調節を行いますが、後に続く車両も次々にブレーキをかけることが渋滞につながります。

 また、流入車が本線に合流するインターチェンジでは、走行車線を走るクルマが合流するクルマにあわせて速度を落とすため、走行車線の流れが停滞。走行車線の流れが悪いことから追越車線へ車線変更するクルマが発生し、追い越し車線のクルマの速度も落ちてしまって渋滞が発生します。

 とくに年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの長期休暇では必然的に交通量が多くなり、長い渋滞が発生しやすくなります。渋滞中はどんなことに気を付けて走行したらよいのか、NEXCO東日本の5代目渋滞予報士 外山敬祐さんに聞いてみました。

■自分が渋滞の原因にならないために気を付けたいこと

──サグや上り坂などでの速度低下によるブレーキが渋滞発生の原因とのことですが、気づかぬうちに自分が渋滞の原因になることもあるということでしょうか?

 そのとおりです。渋滞の大半は、交通量レベルが高い状態において、下り坂から上り坂に差しかかる「サグ部」で無意識に速度を低下させてしまう車がいることで、後続車が連鎖的にブレーキをかけることにより発生します。渋滞は原因をつくったクルマの後方で発生するため、本人は自らが渋滞を引き起こしたことに気付けないというところがやっかいです。前方確認はもちろんですが、後続車にブレーキを踏ませないように視野を広く持った運転が大切です。

──急に渋滞が解消することがありますが、そこでは何が起こっているのでしょうか? また、サグや上り坂が渋滞発生のポイントというように、渋滞解消のポイントもあるのでしょうか?

 先に話した通り、渋滞は混雑時のほんのわずかな速度低下がきっかけで発生します。一度発生したブレーキの波はドンドンと後方に伝達していきますが、その原因となったクルマはすでに通過しているため、渋滞ポイントには影も形も残っていないのです。渋滞を抜けた時に「何も起きていないのにどうしてあんなに混んでいたんだろう?」と不思議な感覚になるのはそのためです。

 そこで、NEXCO東日本ではこうした渋滞が発生しやすいポイントに、速度低下を抑制する標識や渋滞ポイントを知らせる標識を設置して、ドライバーに渋滞を起こさないようにする「渋滞予防運転」を呼びかけています。高速道路で「この先上り坂」や「速度低下に注意」、「ここが渋滞ポイント」といった標識を見かけたら、自らが渋滞の原因とならないように速度低下に注意して運転していただければと思います。

※危険回避や安全確保のブレーキ使用を否定することではありません。

■1月2日が渋滞の特異日となるのはなぜ?

──1月2日が「渋滞の特異日」とされているのはなぜですか? また、GWやお盆期間にも「渋滞の特異日」はあるのでしょうか?

 曜日の並びで変わることもありますが、例年1月2日は上下線の両方向で渋滞が多く発生するため、「渋滞の特異日」と呼んでいます。お正月休みをご実家や行楽地で過ごした方は、「休日最後の1日は自宅でのんびりしたい」と考える傾向にあります。したがって例年、多くの方が仕事初めとなる1月4日の2日前である1月2日に上り方面の渋滞がピークになる傾向があります。

 また、1月2日になると初売りや初詣などを目的に車での移動が活発となるため、下り方面でも午前中を中心に多くの渋滞が発生します。年末の下り方面の渋滞は分散傾向になる年が多く、GWやお盆ほどの大きな渋滞にならないことが多いです。そのため、意外にも年末よりも年始の渋滞の方が多くなることも珍しくありません。今回もその傾向で、1月2日は注意が必要な一日となります。

 年末年始以外では、ゴールデンウィークの後半初日となる5月3日も渋滞の特異日となります。この日はアクアライン下り線(木更津方面)を先頭とする渋滞が、1年でもっとも激しくなります。また、春分の日、秋分の日はお彼岸のため渋滞が大きくなる傾向にあります。とくに3連休になったり好天に恵まれたときは激しい渋滞が起こることがあります。

 地域限定ではありますが、11月13日の栃木県民の日や11月14日の埼玉県民の日などは公立学校が休みになり、各施設が割引や無料開放、イベントなどを実施するため、近隣のエリアでは交通量が増えることがあります。

──渋滞中はどのようなことに注意して走行したらよいですか?

 渋滞中は注意が散漫になりやすく、また長距離移動の疲れが出てうっかり事故を起こしてしまうといったことを避けるために、早めの休憩を心掛けましょう。年末年始期間は高速道路本線だけでなく休憩施設も混雑しますので、ゆとりのある計画で早め早めの休憩をお願いします。その他にも道路情報や迂回ルートを調べるにはNEXCO東日本公式サイト「ドラぷら」から簡単に検索ができますので、助手席等の方に調べてもらうのもオススメです。

 また、ドライバーの方には渋滞中に「車間時間」を意識して運転していただくよう呼びかけています。具体的には、高速道路が混雑してきたら前のクルマの「約2秒」後ろを走るように心がけましょう。そうすることで事故と渋滞をダブルで予防することができます。前のクルマに近づきすぎると追突の危険がありますが、高速道路が混雑しているときは、前のクルマと離れすぎると高速道路を走行できる台数が減ってしまい、また、割り込みを招いて渋滞を引き起こす原因にもなります。そこで、つかず離れずの間隔、「約2秒」がポイントになってきます。この年末年始にお出かけの際にはぜひ実践してみてください。

※ ※ ※

 低速で進んだり止まったりを繰り返す渋滞中は、おのずと事故の危険性も高まります。事故が起きてしまうとさらなる渋滞を引き起こすこともあり、せっかくのおでかけが台無しになってしまいます。可能であれば、渋滞が発生しない時間帯に走行したり、高速道路の利用日を変更することも、渋滞を回避するのには有効です。万が一渋滞に巻き込まれてしまったときは、ドライバーは先行車との距離を十分あけて運転するとともに、疲れたら早めに休憩を取るなど、ゆとりのある運転を心掛けたいですね。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • rea*****|2018/12/31 13:05

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    車間の調整でいちいちブレーキふむやつも渋滞の原因。
    前の状況をしっかり見て、明らかに前の状況がおかしいとかじゃなければ、車間が多少縮まってきてもアクセルオフのエンブレで調整すれば、ブレーキランプつけるまでもなく巡行できる。
  • ryu*****|2018/12/31 11:51

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    まず車間距離が大事。もう少し車間距離を開けましょう。
  • noz*****|2018/12/31 11:29

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    残念ながら、このような記事を書いてもそもそも速度が落ちてきてもアクセル踏みこまない人は興味がないから読まないよ。
    とにかくエコエコエコ燃費伸ばすことしか頭にない。
    エコが叫ばれ始めた頃に、とにかくアクセルはジワッと踏むことしか啓蒙しなかった国土交通省やJAFのせいやろ!
    これが原因と分かっているなら、テレビCMで流すとか免許更新時に講習すべきやろ。
    こんなマニアしか見ない所に記事を書いても誰も読まんよ。
    高速道路上にある速度UPの標識も、理解している人って何%だぁ?
    渋滞しても、アイドリングストップ付いてるから燃費もそれほど悪くならないしね。
    みんな渋滞はイヤだけど、アクセル踏むのはもっとイヤなんやからどうしようもないわな。

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