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業界ニュース 2018.12.30

年末怒涛のレース参戦 2チーム掛け持ちでダブル表彰台!

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■二台に乗ってダブル表彰台?

 タイ王国でレースに参戦してきました。首都バンコクから380キロほど離れた内陸にあるブリーラムサーキットで10時間耐久レースに挑んだのです。そのレースはタイ最大の耐久レースであり、一周約4.5キロのサーキットなのに、80台ものエントリーを受理しています。

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 マシンの性能やドライバーの技量は様々ですから、混乱必至です。クラッシュやマシントラブルは多発し、その間隙を縫って立ち回らないと自らもリタイヤに追い込まれてしまうかもしれません。

 幸いにも僕が乗った2台とも表彰台に立ちました。大きなトロフィーをふたつもいただいたのです。そう、2台に乗って、二つのトロティーです。

 日本の常識では、ひとつのレースで2台を走らせることはありません。そうです、日本のモータースポーツをご存知の方は、僕が2台を走らせ、二つのトロフィーを手にしたと聞いて不思議に思ったかもしれません。

 ですが、海外ではとくに不思議なことではないのです。10時間や24時間といった長距離型の耐久レースでは、ふたつのチームを掛け持ちすることがときにはあるのです。もちろん一般的ではありませんよ。例外的に認められているのです。

 しかも、僕がドライブすることになった経緯が不思議なものでした。実は1台のチームに乗ることは日本を経つ前から決まっていました。それはそうですよね。プロのドライバーがプラプラと遊びに行ったついでにレースをするというわけには行きませんから。事前にしっかりと契約書を交わして遠征したのです。

■助っ人が欲しい!なら一人入れちゃおう!

 ただ、二台目のドライブが決まったのは、実は予選が終わった晩のことでした。僕が契約していたのはD3クラスのアルティスをドライブすることでしたが、このチームはD2クラスに86を走らせており、それにも乗って欲しいという話になったのです。予選タイムから決勝のオペレーションを練っていたら、どうやら助っ人が欲しいということになったらしいのです。

 新鮮だったのは、予選も走っていないのに、決勝での出走が許されることです。規則にがんじがらめに縛られている日本では考えられません。ですが、海外では自由です。誰にも迷惑をかけず、それが有効なことならば認めようという本質的な理解度が高いのです。決まりは決まりだからという役所的な不合理はありません。

 僕が出ることで誰も迷惑がかかることではありません。ライバルは嫌かもしれませんけれどね。というのも、僕はD3クラスの予選を消化していますし、決勝を戦っていいよという基準タイムをクリアしています。有効な国際ライセンスも取得しています。安全基準を満たしたヘルメットやスーツも所持しています。エントリー期間が過ぎているとか(エントリー期限があるとも思えませんが)、ドライバー枠がオーバーしているとか(枠があるのかしりませんが)、でなければ、走行が可能なのです。

 この柔軟性が素晴らしいですよね。それによって僕はこうしてここで記事を書くことになりました。それにより、主催者は世界に情報を発信するというメリットを享受したはずです。ドライブした僕も、楽しかった。チームも表彰台というメリットを得た。誰も損をしていないばかりか、みんながハッピーだったのです。

 タイのモータースポーツは、日増しにヒートアップしています。できればちょっと気にかけてくれると、今回僕が乗ったことのメリットがひとつ増えるかもしれません。

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(くるまのニュース 木下隆之)

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