交換したいときにはすでに製造廃止の場合も……
当然のことだが、クルマのパーツは永遠に供給されるものではない。家電のように供給保証期間が決まっているわけではないが、だいたい10年を過ぎるとポロポロと欠品が出てくる。さらに20年ぐらいになるとけっこうなパーツが生産中止になることも珍しくない。ただ、たくさん売れたクルマは長く供給されるし、不人気車であればすぐになくなることも。パーツ販売自体も商売なので、どれだけ売れるかで供給期間が決まるのは当然のことだ。
「常時ONはダメ」「定期的な稼働が大切」など古いクルマのクーラーは使い方に要注意
1)ボディパネル(内装部品も含む)
まず真っ先になくなることが多いのが、内装の内張りも含めたボディパネルだ。サイズが大きくて保管が大変ということもあるだろうし、それほど数が出ないというのもあって自動車メーカーとしても供給する負担は大きい。また、板金で叩いて修理ができる(最近は叩ける職人も少ないが)のも、早くなくなる理由のひとつだろう。
2)ゴム類
そしてボディパネルとともに早くなくなりやすい筆頭格が、ウェザーストリップなどのゴム類だ。モデルによってすべて違うので、互換性がないのがなくなりやすい理由だが、逆に修理したいときにないと大変な部品でもある。昔のゴム枠タイプなら汎用品が使えたが、現在のクルマでは無理。ドアの水切り部分などは汎用品や流用がとくに難しいので、かなり困る部分だ。
3)各種スイッチ類
そのほかではスイッチ類などの機能部品もなくなりやすい。こちらも数がそれほど出ないからというのが理由だが、長い間使っていると割れたり、壊れたりする部分ではある。
4)コンピュータ
そして最近、ネオヒストリックを中心に困ったという声を聞くのが、コンピュータだ。もちろん専用品なのだが、自動車メーカーは壊れることを想定していないからか、供給がなくなるのは早め。ハンダ割れなどであれば直せるが、専用部品やシステムエラーなどであればお手上げとなる。
5)サイドブレーキワイヤー
そのほか、サイドブレーキのワイヤーも早くなくなりがちだが、人気車種ならサードパーティー製が発売される可能性もなくはない。ただこれとても不確定なので、長く乗りたいなら消耗品を中心にストックしておくのがいいだろう。パーツ価格はどんどんと高くなる傾向にあるので、財布への負担という点でもストックするメリットはある。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
四国と関西をつなぐ「紀淡海峡大橋」はいつできる? 新たな本四連絡橋で関西圏に環状道路網の誕生なるか。
ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
ホンダのスゴい「新型軽バン」発売延期! 「100万円台」なるか 斬新「前後2人乗り」で注目も! 6月に価格発表、どんな声集まる?
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
プリウス後席ドアに13万台のリコール! 暫定的に手動開閉に! ところでプリウス後席ドアって手動でどう開けるの?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?