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業界ニュース 2018.12.17

トヨタが狙ったクラウンとカローラの「若返り」は成功したのか

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 現在確かに売れているが新車効果であることは否めない

 2018年を代表する国産車といえば、トヨタ・カローラスポーツとクラウンだろう。いずれも最新トレンドであるコネクテッドを装備したもので、単独車種にとどまらずトヨタの攻めの姿勢を感じさせた。もちろん、シャシーやパワートレインといった面でもチャレンジングであり、走りをレベルアップしたことも多くのユーザーやモータージャーナリストから評価されている。

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 実際、2018年11月の販売実績を見ても、カローラ(従来型モデルも含む)は8555台で登録車ランキングの5位、クラウンは7164台で同9位と好調だ。とくにクラウンは前年比300%を超えており、プラットフォームから刷新した効果を感じさせる。クラウンの場合は熱心なファン層が存在し、フルモデルチェンジに合わせて買い替えるユーザーも少なくないので新車効果という面もあるだろう。

 いずれも新規ユーザーを増やすことで必然的に若返る

 ユーザーの若返りを図りたいというのもカローラ(スポーツ)とクラウンに共通する狙いだが、新車効果で売れているということはやはり従来型ユーザーが中心となっているという見方もできる。もっとも、メーカーとしては従来型ユーザーに新規ユーザーを上乗せするカタチを狙っているだろう。若返りを図るというのは旧来のファンを切り捨てるという意味ではない。これまでのユーザーを満足させつつ、新しいユーザー層を取り込むという意味だ。

 そして、高齢ドライバーに圧倒的な支持を受けていたクラウンの場合、必然的に新規ユーザー=従来よりも若いユーザーとなり、若返りを図ることになる。同じことはカローラにも言える。いずれのモデルも、高齢ドライバーではライバル不在といえるほどの人気である。もっと売ろうとすれば、他の世代にアピールする必要があるという単純な話ともいえる。

 若返りというのは高齢ドライバーに買ってほしくないという意味ではない。「高齢ドライバーは今まで通りにお買い上げいただき、若い世代にも買ってほしい。そうすればユーザーの平均年齢はおのずと若返る」というのが本音だろう。

 若返りは若者向けという意味ではない

 若返りという言葉を目にすると、若者向けと思ってしまうかもしれないが、けっしてそういうわけではない。ユーザー平均年齢が70歳だとすれば、40~50歳のユーザーが買うだけでも十分に若返りになる。「クラウンが若返りといっても多くの若者には手が届かない」という批判もあるだろうが、そもそも若返りのターゲットとしては、アラフォーを中心としたミドルエイジを狙っている。

 クラウンについて見れば、7月から11月までの販売実績で前年比を見ると、250~330%といった高い水準で推移している。前述したように新車効果も否めないが、「ユーザー層の拡大≒若返り」だとすると、半年近くこのペースが続いているということは、若返りの狙いは成功しているといえそうだ。

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(WEB CARTOP 山本晋也)

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