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業界ニュース 2018.12.17

パトカーの白黒パンダカラーはいつから始まった?

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パトカーといえば、一般的には警察官が乗って巡回や交通取り締まりに使用する車両を指します。日本国内では、白と黒のいわゆる“パンダカラー”がお馴染みですよね。このデザインは、いったいいつから始まったのか、警察車両のパンダカラーのルーツなどについて見ていきましょう。文・吉川賢一

パンダカラーにいたるまで

    パトカーと市販車、どんな違いがある?

1948年(昭和23年)、1949年(昭和24年)ごろ、日本にはGHQ主導のもと、全国のすべての市と人口5,000人以上の町や村に、市町村長所轄の「自治体警察」が置かれており、一部でジープなどの車両がパトロールカーとして導入されました。
そのときの車体色は白色でしたが、未舗装路が多く白いボディカラーでは汚れが目立ってしまうこと、また当時の日本では一般車両もおもに白色だったため、パトカーとの見分けがつきにくかったことなどの理由から、警視庁がアメリカのパトカーを参考に、黒のセダンをベースとして、上側に白の塗装を施すことにしました。これが原点です。
その後、1955年から全国的にデザインが統一されて行き、日本のパトカーは「パンダカラー」ひと筋で現在に至っています。


マイカーをパンダカラーにするのは違法?

一般車両をパトカーと同じ白黒のデザインに塗装して、レプリカを個人で所有し、公道を走らせることはできるのでしょうか?
まずボディカラーを、白と黒に塗り分けることは問題なありません。しかし、「〇〇県警察、警視庁、POLICE」など、実在する警察に関する団体名やロゴ、マークを表示することはできません。また、赤色灯は取り付けも点灯も違法となります。
ただし、私有地であればデザインや機能の細部まで似せて作って所有していても、法的には問題がないようです。
ちなみに、ドラマや映画などに使われるレプリカパトカーは事前に申請をして、許可を得てから公道で撮影をしています。


日本のパトカーの車種は?

パトカーを購入する費用には、県費と国費があります。
各都道府県の支出となる県費のパトカーは、それぞれの自治体によって購入されていることにくわえて、寄贈などもあり車種はさまざまです。
栃木県警ひとつとっても、1992年と1999年にはホンダからNSXが、2018年には会社員の一般市民から日産 GT-Rが寄贈されていることに加えて、2016年には日産 フェアレディZ NISMO(Z34型)を警視庁高速隊に配備して話題となりました。
一方、国費のパトカーは、まとめて発注し、全国に同じものを納入しています。そのなかでもっともよく見かけるのが、トヨタ クラウンです。


県費、国費と購入費用は違っていても、パトカーには白と黒のパンダカラーが施されており、白黒ツートンを見かけるだけで気が引き締まるという方も多いでしょう。このような条件反射は、日本のパトカーデザインに長い歴史があり、警察イメージを定着させたからこそ起こることなのかも知れません。
他の国ではパトカーのデザイン変更なども行われているようですが、これからも日本はパンダカラーひと筋であって欲しいですね。

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