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業界ニュース 2018.12.16

新車時の装着率9割以上 当たり前につけているフロアマットはなぜ標準採用にならない?

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■車内に引いてあるフロアマットにはさまざまな役割が存在

 自分のクルマやレンタカー、カーシェアなどほとんどのクルマで装着されている「フロアマット」。国産車、輸入車問わず装着していないクルマを見たことがないほどです。しかし、100%に近い装着率にもかかわらず標準装備ではなく、オプション設定となっています。いったいなぜなのでしょうか。

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 フロアマットとは、車内の床に引くマットのことで、カーマットとも呼ばれています。用途は、車外でついたホコリや汚れといった防汚効果やデザインのひとつとして使われるのがほとんどです。素材には、不織布、ゴム、塩化ビニールといった素材に撥水加工や防炎加工を施した製品が一般的です。純正品には、そのクルマのキャラクターに合わせたデザイン性の高いものも存在しています。

 多くのユーザーは、フロアマットを新車購入時にそのクルマに合ったフロアマットを純正オプション品で選択、もしくはカタチや色にこだわりさえなければ、カー用品店などで売られている汎用品などで対応する方もいるでしょう。どんなカタチであれ、フロアマットを装着される方がほとんどです。

 このように性能的にもデザイン的にもクルマ自体に標準装備していても問題ない「フロアマット」ですが、なぜ未だにオプション品なのでしょうか。

 国産自動車メーカーのマツダは、「フロアマットを標準化しない主な理由としては、【自分のライフスタイルに合わせて選べる要素を残す】ということがあります。

 たとえば、カーペット調のマットが標準装備されているクルマを購入したユーザーが、アウトドア好きの場合、汚れても良いゴム製のものを後付購入するなど、始めから選べればその手間やお金も無駄になりません。  マツダ車では2、3種類のフロアマットをオプション品として用意していますので、クルマのキャラに合わせて選んで頂く楽しみも残しておきたいということもあります。また、購入時の装着率は正確な数値はわかりませんが、ほとんどのお客様が装着されているようです」と説明します。

■衛生面にも配慮された高機能な製品も

 単純な用途以外に、デザイン製や快適性を向上させる機能を持つフロアマットを展開している場合もあります。

 輸入車メーカーのフォルクスワーゲンでは、花粉やダニなどの「アレル物質」を吸着させるほか、悪臭の原因となるホルムアルデヒドや大気汚染物質の分解や繊維上の黄色ブドウ球菌などの雑菌増殖を抑制するなど、車内の衛生面を考慮した機能をもつフロアマットもラインナップするといいます。

 フォルクスワーゲンはフロアマットの種類について、「車種によりますが、3から4種類用意しています。『プレミアムクリーン』という車内の衛生面を気にする方向けの製品やクルマのキャラクターに合わせたデザインのものがあり、コンパクトカー「ポロ」のようなモデルであれば花柄デザイン、スポーツモデル「GTI」であれば、スポーティさを演出したものを選択できます」と話します。

 フロアマットは、単なる汚れ防止に留まらず、機能性やデザイン性も向上させるアイテムのようです。また、純正品と汎用品の違いでは、専用設計された純正品はズレにくくペダル操作を邪魔しないような安全性がしっかり考えられています。

 しかし、汎用品は適切な固定やサイズの適性によってペダルに引っかかるなどの危険性もあり、汎用品を選ぶ際はズレやペダル干渉しないかを確認するか、専用設計の社外品を選ぶことが重要です。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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