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業界ニュース 2018.12.14

【モータースポーツ】トヨタ・セリカ 世界ラリー奮戦の歴史を振りかえる(その2)

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市販車では少しナンパな路線で売られていたセリカだが、モータースポーツではラリーを中心にヘビーデューティに使われていた。前回はグループAの時代を紹介したが、今回はその前、グループBの時代を振りかえってみたい。

セリカは、4WD勢が速さを見せる中を耐久性の高さで勝負した

グループB時代のトヨタのマシンが、TA64型セリカ・ツインカムターボである。4WDやミッドシップの専用設計マシンが主流になる中で、FRのTA64は機構のシンプルさが活きるアフリカの耐久イベントに的をしぼって参戦。サファリでの3連勝を含めて計6勝する活躍をした。

アウディ・クワトロが登場した時代に開発されながら2WDとなったのは、石油危機後にいちど解散したトヨタ自工のモータースポーツ部門が、80年代に再開したもののまだ体制が整わない状況だったからだ。とはいえ実戦部隊のTTE(チーム・トヨタ・ヨーロッパ)と密接に協議して、新しいグループB規定に最適となるように、ホモロゲーション用モデルのセリカGT-TSを開発した。

200台の生産義務をこなしたGT-TSは、外観こそ普通だが、エンジンは3T-GTEの排気量を21ccだけ拡大した1791ccの4T-GTEで、これはレギュレーションを見越した処置だった。またフロントフェンダーも同様に樹脂製に変更した。

20台生産のエボリューションモデルでは、4T-GTEは排気量をさらに2090ccまで拡大して、ターボ係数1.4をかけて3Lクラスいっぱいの換算2926ccとなった。4T-GTEエンジンはグループCレースでも使われたが、WRC仕様では400ps以上を発生したともいわれる。ボディ外板は、幅広のブリスターフェンダーやオイルクーラー内蔵のリアデッキなどで、コンペティションマシンの迫力を醸し出した。

初戦は1983年の1000湖ラリーで、未来のチャンピオン、ユハ・カンクネンが6位に入り、その後、元チャンプのビヨン・ワルデガルドと2人で6勝を挙げた。ちなみにTA64以前のグループ4時代には、18R-Gを搭載したRA63型セリカが短期間活躍し、1勝を記録している。(文:武田 隆)

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(Webモーターマガジン ホリデーオート編集部)

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みんなのコメント

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  • nan*****|2018/12/14 09:20

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    「4WDやミッドシップの専用設計マシンが主流になる中で、FRのTA64は機構のシンプルさが活きるアフリカの耐久イベントに的をしぼって参戦」
        ↑
    と言うか、セリカの場合悪路での駆動伝達を狙って敢えてリジッドアクスルにしたんやけど文章には書いてない。ホモロゲ車両の一番の違いはここやで(笑)。
    あと何もサファリだけや無いんよ、ターマック等にも出走しています。誤解無き様。
    実はトヨタとしてはサファリ参戦は余り積極的では無くてね、サファリには実働部隊のTTEが半ば事後承諾的な形で見切り発車でエントリーして優勝の流れやで(笑)。
    だから他社より小規模での体制やった。
    あとサファリでは耐久性確保の為、若干馬力を落としています、つまりサファリだけの車両では無いので悪しからず。

    もう少し勉強してから記事書くんやで(笑)。
  • rot*****|2018/12/14 09:00

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    セリカGT-4の時も始めのころサファリでは2WDのスープラで参戦してましたね、トラブル時の対処やシンプル差で選んだのかな?
    奥か深いです。
  • wqn*****|2018/12/14 12:28

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    TA60系セリカがジャンプ、ドリフトしている写真が新聞1面でCM、紹介していた事が思い出します。

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