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業界ニュース 2018.12.3

国産車全般にどうしても我慢ならない点。多くの国産車の「オーディオレス仕様」について

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一時は、というか正確にはずっと長い間、自分はざっくり言って「クルマ乗るならやっぱ輸入車(欧州車)に限るよね」というような価値観と美意識でもって生きてきた。生きてきたどころか、それ(輸入車)にまつわるあれこれを書くことを職業にしてしまったほどだ。まぁ中古車専門だったが。

国産車を好きになったが、我慢ならない点も多い

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だが最近は、自身がスバルXVの新車を購入したことをきっかけに、すっかり国産新車党になってしまった。このところは「輸入車ももちろんステキだけど、もっと断然安い予算で買える国産車のほうがいいんじゃない?」みたいなことを考えていて、考えているだけでなく、そういった内容の文章を書くことを職業にしている側面すらある。

だがそんな自分も100%コンプリートリー国産車党になったわけではない。

あの値段であのクオリティのクルマと作れるのは素晴らしいことだと思うが(とくにスバルとマツダと最近のスズキ)、しかし国産車全般に「どうしても我慢ならない点」はいくつかある。以下、順を追って挙げてみよう。

1. なぜグリルとかをギラギラにするのだ?

たとえば、あくまで一例ではあるがスズキのソリオである。

輸入車党が多そうなCL CARS読者諸兄はあまり興味ないクルマかもしれないが、新開発の軽量高剛性プラットフォームを採用している、なかなか素晴らしいコンパクトハイトワゴンだ。

ある媒体で「ソリオの乗り味は初代カングーのそれに似ている!」と看破したら一部の読者からコメント欄で全否定を食らったが、自分はこの意見に自信を持っている。ソリオはカングーなのだ。

だが、フロントおよびリアのギラギラグリルがどうにもいけない。

初代カングーにも通じる部分がある素晴らしい大衆実用車なのに、なぜわざわざギンギラギンのグリル類を付けて、自らを「偉そう」「高そう」に見せたがるのだ? あんなことをしたって逆に安っぽくなるだけではないか。なかなか悪くない感じの和室6畳間に安手のシャンデリアを付けるがごとき愚行である。

非常にもったいない。あれさえなければ、わたしが言う「ソリオは初代カングーである」という意見ももっと受け入れられるはずなのだが。いや、わたしのことなどどうでもいい。あれさえなければソリオはもっとカッコいい大衆実用車になれるはずなのに、そうなっていないのが口惜しいのである。

たまたまわたしが愛するソリオを例に挙げさせていただいたが、事はソリオだけではない。三菱エクリプスクロスとかもすべて同じだ。いいクルマなのに、本当にもったいない。

2. 「オーディオレス仕様」って、さすがにもうやめてくれないか?

全部ではないが、多くの国産車は「オーディオレス仕様」である。つまり車両本体価格で買える部分にオーディオ&ナビ機器は含まれておらず、そこは空洞になっている場合が多い。で、それらを装着するには別途のゼニを支払わねばならない。

たとえば自分が購入した2017年型のスバルXVでいうと、自分が買ったのは2.0i-Lというグレードなので表面上の車両価格は250万円ぐらいであった。が、これは「オーディオレス仕様」でのプライスであるため、そのままではセンターコンソールのいちばん目立つ箇所がすっからかんの空洞だ。そこを埋めるには別途で純正ナビを注文するか、あるいは量販店に何らかの品を買わねばならない。

自分の場合はディーラーオプションのパナソニック製ビルトインナビを注文したわけだが、これがまた23万円ぐらいした。で、ここで言いたい論旨と直接の関係はないが、そのパナ製ナビがウルトラスーパー馬鹿だったりもする。

まぁ馬鹿なのはさておき、この「ナビ&オーディオ代は別途」というある意味詐欺的な価格表示スタイルは今さら古いというか、とっととやめるべきビジネス行為なのではないかと思っている。

「そんなこと言ったってお前、大きめなビルトインナビを付けたい人もいるし、安くて小さい画面ので十分だって人もいるんだから、そんなの無理だよ!」と言う方もいらっしゃろう。

たしかにそのとおりではある。だが、今や「ナビメーカー製のナビをがっつり付ける」という行為自体が「もはや古い」とも考えられるはずだ。

今やたいていの人がいわゆるスマホを持っていらっしゃるだろう。ちなみに総務省の「通信利用動向調査」によれば、2016年の個人におけるスマートフォン保有率は56.8%だ。2018年も暮れようとしている直近では、保有率はさらに上がっているはずだ。

ならばもう高価なカーナビなんかスッパリやめちゃって、ナビがはまっている箇所には「CarPlayまたはAndroid Auto専用のシンプル操作なディスプレイ」を各社がそれぞれ用意し、それをあらかじめぶち込んでおけばいいじゃないか。そうすれば、よくは知らないが23万円ではなく3万円とか4万円ぐらいで済むだろう。

もちろん「や、オレは従来型のカーナビが好きだ!」「そもそも高級車にはそんなモノ似合わない!」という意見もあろうことは理解している。それゆえ、全部をそういった簡易方式にせよと言っているのではない。「さすがにそろそろ、そういった仕様も用意するべきなのでは?」という話だ。地図情報更新の面で見たって、スマホアプリのほうが圧倒的に有利なのだから。

高級車はさておき中級レベルまでのモデルについては、ぜひそういった仕組みをもっと積極的に用意してほしいものだ。

余談ではあるが、23万円で購入したパナソニックの馬鹿ナビは、わたしは「動く地図」「センターコンソールの空間を埋めるためのオブジェ」としてしか使っていない。道案内に使っているのはもっぱらアイフォーン内に入っているYahoo!の無料カーナビアプリだ。なぜならば、そっちのほうが100倍ぐらい賢いからである。

ほかにもいくつかの「我慢ならない点」はあるのだが、ちょっと長くなった。それについてはまた別の機会に、もしかしたら述べさせていただきたい。が、本日のところはこれにて失敬する。御免。

[ライター/伊達軍曹]

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