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業界ニュース 2018.12.2

赤信号を避けて"コンビニワープ"!ショートカットの危険性とは?

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「コンビニワープ」という造語をご存じだろうか。目の前の信号が赤、もしくは赤になりそうな時などに、信号を通らず、手前にあるコンビニなどの駐車場を通り抜けて右左折(主に左折)してしまう行為だ。「あおり運転」と同様に、直接取り締まる道交法違反(違反名)はないものの、事故の可能性が高くなり、非常に危険な行為として問題視されている。ショートカットで起こりうる事故を考えてみた。文・塚田勝弘

歩道や路側帯を通る際は、一時停止してから

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「たった数分のために事故を起こしてしまった」と非常に後悔しそうなのが、「コンビニワープ」と言われるショートカットだろう。コンビニに限らず、施設駐車場を経由して赤信号などを避けてしまうマナー違反で、駐車場の管理者が訴えれば建造物侵入罪に問われる可能性がある。
さらに、コンビニワープするくらいだから、急いでいて一時停止(徐行ではなく一端停止する)しないで歩道を出入りすると一時停止違反に、歩行者などの通行を妨げれば安全運転義務違反になる可能性もある。コンビニやガソリンスタンドなど、施設の出入りのために歩道(路側帯も含む)に侵入する際は一時停止が必須なのだ。


想像以上に事故のリスクは高い

「コンビニワープ」で考えられる事故は、駐車場に入るまでの歩道や路側帯での歩行者、自転車などとの接触事故。さらに、駐車場内での歩行者や自転車、オートバイ、そして正しく出入りしようとしている対車両との事故や、駐車しているクルマを当て逃げしてしまう可能性だってゼロではないだろう。
最も危険そうなのが、クルマや建物の影から急に飛び出してくる子どもとの接触で、曲がろう(合流しよう)とする道路の流れに気を取られていると重大事故になりかねない。
さらに、「ワープ」した信号は赤もしくは、赤になりそうな状態であるため、曲がろうとする道路を走行しているクルマやオートバイ、自転車などとぶつかってしまう可能性もある。また、バス停(交差点近くにあるバス停も問題視されているが可能性はある)が近くにあれば、バスから降りた歩行者との接触事故なども起こしてしまうかもしれない。ほかにも、駐車場内や歩道付近にあるポールなどの障害物との接触などのリスクもある。
コンビニなどの施設の出入りは、信号のない交差点と同じ注意が必要で、通行方法も同一といえる。大きな施設では、交通整理を行う警備員を配置している場合もあり、それだけ注意が必要という証しともいえるのだ。


対車両で事故を起こした際の過失割合は?

こうした施設から出て道路に合流するクルマ(道路外出入車という)が、事故を起こした際の過失割合も気になる。ケースにより異なるが、直進車との事故では「9対1」、「8対2」など、道路外出入車の方が過失は大きくなる(直進車をはじめ、ほかの交通を妨げないように配慮すべき注意義務があるため)。
「コンビニワープ」だけでなく、側道を使ってショートカットするのも急いでいるとやりがちだが、事故リスクを高めると思って冷静になりたいところだ。

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