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業界ニュース 2018.11.28

重量税はどちらを見ればいいの?車両重量と車両総重量の違い

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カタログだけでなく、車検証にも車両重量と車両総重量が併記されていて、違いは何か疑問に思ったことのある方もいるのではないだろうか。さらにフェラーリなどは乾燥重量をスペック表に記載している。レーシングカーには最低重量が規定されているほか、一般的ではないもののクルマを構成する要素として、ホワイトボディの重量で軽いか重いかを判断し、クルマの運動性能や環境性能を推測(目安)することもある。ここでは、ユーザーに関係のある車両重量と車両総重量との違いについてご紹介しよう。文・塚田勝弘

車両重量と車両総重量の違いは?

    ハンドルが重い車と軽い車。それぞれのメリット・デメリットは?

車両重量とは、車両本体に、満タンにした燃料やエンジンオイルや冷却水などにより走行できる状態であること。乗員や荷物を含まない状態を指す。
一方の車両総重量は、車両重量に乗車定員を加えた重量。1人当たり55kgと規定していて、5人定員なら「車両重量+275kg(55×5)=車両総重量」、7人定員なら「車両重量+385kg(55×7)=車両総重量」となる。
なお、フェラーリが使う乾燥重量は、車両重量からエンジンオイルなどの液体系を文字どおり除いた重量で、オートバイも昔は乾燥重量と表記されていたが、現在は装備重量もしくは、車両重量と表記されている。


自動車重量税は、車両重量と車両総重量のどちらを見る?

自動車重量税は、自動車重量税法の第七条に明記されていて、クルマの区分や車両重量、さらに経過年数に応じて課税されるのはご存じの通り。
車両重量0.5tごとに課税額が変わり、エコカー減税対象車もそれ以外のクルマも(13年未満、13年経過、18年経過)500kg以下、1,000kg以下、1,500kg以下、2,000kg以下、2,500kg以下、3,000kg以下と区分されている。
なお、2009年に導入された初期のエコカー減税は、対象となる燃費基準が車両重量により9つに区分されていて、重いクルマに対して甘口の基準になっていた。つまり、軽くて燃費の良いクルマよりも、重くて燃費の悪いクルマの方が有利になる矛盾が生じていたのだ。


車両総重量の意味は?

重量税は車両重量で区分されているため、ユーザーとしては、車両総重量はあまり意味がないが、トレーラーなどを牽引する際は牽引する方(牽引車)の車両総重量が重要になる。車両総重量に加えて、駆動軸の軸重、最高出力、駐車制動力などの計算式により牽引できるトレーラーの重量が計算されるからだ。
さらに、車両総重量は「1.1倍以下ルール」という規定にも出てくる。これは、2017年6月22日に出された国土交通省所管の独立行政法人自動車技術総合機構による規定。なお、先述した牽引車や非牽引車についても細かく規定されている。
この中の「審査事務規定(第4章-20)」の中に、わざわざ赤字で「架装等により車両重量が増加した乗用自動車等の審査」とある。いわゆる「1.1倍ルール」として知られている規定。改造や架装(アフターパーツなどのドレスアップやオーディオの装着など)をしたことにより車両が、車両総重量の1.1倍を超えると車検が通らなくなるというルール。
改造により重くなり、制動装置(ブレーキ)の変更がない場合(純正のままで強化されていない場合)、1.1倍を超えると車検が通らないとなるルールだ。ここでも車両総重量がキーワードになる。ドレスアップやカスタムを楽しむ人は注意しておきたい。
ほかにも、道路標識の「重量制限」は車両総重量を指す(人と荷物を合計した重さ)ほか、立体駐車場などにも車両総重量の規定がある場合が多くなっているので注意が必要だ。

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