米国のコーヒーブランド「ブラックライフルコーヒー」は、「トヨタ プリウス」にM61バルカン砲を搭載したワンオフモデルをYouTubeで公開した。
プリウスは米国でも環境意識の高い層を中心に大人気だが、そのルーフに1分6,000発の巨大なバルカン砲を搭載するのがリチャード・ライアンの長年の夢だったという。そんな途方もないアイデアに対し、彼がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブラックライフルコーヒーは快くOKサインを出した。
それから膨大な作業時間を費やし、完成にこぎ着けたのが今回のワンオフモデル。ドナーとなった2代目プリウスの内装は完全に撤去。いちからフロアパンを再製作し、ロールケージやウェポンマウントを据え付けるというこだわりぶりだ。肝心のM61バルカン砲は引退したF-16戦闘機から調達し、モーター駆動にモディファイの上で搭載した。
ミリタリーマニアには周知の事実だろうが、M61はベトナム戦争でも使用されたバルカン砲で、その分野では名器とされている。いまだ現役という事実からもその戦闘力の高さは折り紙付き。吐き出される20mm弾はすさまじい威力で、テスト中にプリウスのフロントガラスが吹き飛んだ程だが、1分打ち続ければ18万ドル(約2,030万円)も吹っ飛ぶ。
できあがったのは、そのまま戦場に送り込めそうなプリウスだが、ブラックライフルコーヒーはブランドネームからうかがわれるとおり、退役軍人によって「米国を愛する人のためのコーヒー」を理念に経営されている企業。その製品はミリタリーテイストで統一されているから、今回のワンオフも違和感ゼロだ。製作の顛末は、「コーヒー・オア・ダイ(コーヒーか死か)」と名付けられた同社のWebマガジンでも公開されているから、興味のある人は覗いてみてほしい。
プリウスが豪快にドラム缶を爆破するYouTubeの動画は、既に18万回超の再生回数を数え、コメントも各国から相次いでいる。アメリカンカルチャーの突き抜けっぷりは、ファンの心をとらえて放さないようだ。
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