現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 緊急時に使う発炎筒にも「使用期限」アリ 車載の数百万本は期限切れ 古いとどうなる?

ここから本文です
業界ニュース 2018.11.16

緊急時に使う発炎筒にも「使用期限」アリ 車載の数百万本は期限切れ 古いとどうなる?

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■車載されてる発煙筒、数百万本が期限切れ!?

 何らかのトラブルにより高速道路などでやむを得ず停車する際は、後続車に対して注意を促す安全対策として、発炎筒をたき、自車の後方に三角表示板を設置するという方法が知られています。

    高速道路でトラブル発生! 道路脇にある「非常電話」はどうやって使う 誰につながる?

 発炎筒の業界団体である日本保安炎筒工業会はウェブサイトで、高速道路での緊急時以外も、たとえば「踏切で脱輪や動けない状態になってしまった」「カーブなどの見通しの悪い個所で故障などを起こした」「気象状況悪化による視界不良下で緊急事態が発生した」場合などでの使用が有効としています。発炎筒などの非常信号用具は、4輪車においては道路運送車両法の保安基準で装備が義務とされていますが、これはそもそも、踏切事故の防止を図る目的だったそうです。

 装備が義務化されていることもあり、日本ではほとんどのクルマで発炎筒が標準装備されていますが、じつは発炎筒には製造から4年という使用期限が定められています。業界関係者によると、期限切れの発炎筒は数百万本単位にも上るとのこと。

 発炎筒は、160カンデラ(ろうそくの光約160本分)以上の光を発し、1時間あたり50mm以上の雨、秒速18m以上の風のなかでも着火できるという性能がJIS規格で定められています。期限切れの発炎筒は、この性能を保証することができなくなるそうです。

 未使用の発炎筒は、一般的な燃えるゴミや燃えないゴミとして捨てることはできません。発炎筒メーカーである日本カーリットおよび国際化工が、2社の製品について回収を実施しています。

■発炎筒以外でもOK?

 一方、道路運送車両法の保安基準において、発炎筒などの非常信号用具は、夜間200mの距離から確認できる赤色の灯火であること、運転席から直接確認でき、ほかの収納物などに妨げられない場所(一般的には助手席の足元)に設置すべきことなどが規定されています。

 しかし必ずしも発炎筒に限定されているわけではありません。「160カンデラ以上の(回転する)赤色光」を発する発光ダイオードを用いた非常用信号灯も、非常信号用具として使用できるとされています。

 ホンダによると、同社では日本製造のモデルは発炎筒が装備されていますが、海外の工場で生産されている「シビック ハッチバック」「シビック タイプR」「NSX」は、LEDの非常用信号灯が標準で搭載されているそうです。これは「現地における調達のしやすさ」が反映されているのだとか。

 日本においては1本数百円で購入できる発炎筒は、煙が出るという点でも注意喚起効果が高いかもしれません。一方で、非常用信号灯も1000円以下で気軽に購入でき、マグネットで車体に取り付けて点灯できるものもあります。ただしこれも乾電池式のものが多いので、いざというとき電池切れで使えなくならないように、定期的なチェックは必要でしょう。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • hab*****|2018/11/16 12:00

    違反報告

    期限切れでも使えるかもしれないので、車に積んでる。注意喚起のためなら1本より2本の方が効果があると思う。
  • eh1*****|2018/11/16 11:50

    違反報告

    昭和の古臭い法規を適用させるのではなく、今の時代に合わせて、製造メーカーには最低10年の使用期限とする事との開発義務付けをすべき。

    いつまでたっても進歩しないなら、淘汰されるべきもの
  • mun*****|2018/11/16 12:36

    違反報告

    実際、私が路上で問題が起きて発煙筒を使った時は、一本じゃ足なかったです。それまで期限が切れそうになったら、新しいの買い、古いのは処分せずスペアーとして車内に数本保管しておいて助かりました。
    使い方は、着火したら車の後方に投げて使います。
    充分に後続車が制動できる位の距離を計算して投げた方が良いのかと思います。
    その後は、安全を確認して救援車が来るまで安全な場所に移動して待避かと。
    その時も、発煙筒が数本有れば消えそうになったら絶えず着火して車の後方に投げれば良いかと思います。
    そんなこんなで、発煙筒は車内に数本用意するのを、お奨めします。

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します