日本精工(NSK)は、高精度・長寿命ボールねじを開発した。新技術を採用したサンプル品の提供を2019年1月より開始し、2020年春から製品のリリースを予定している。
近年、工作機械や半導体製造装置市場では機械の高機能化が進んでおり、送り駆動機構には高速化・高精度化・高剛性化等による「加工能力」、生産性の安定・向上やメンテナンスフリー化に応える「省力化」が強く要求されている。こうした要求に、NSKはボールねじの転走面の改質に着目し、技術開発を進めてきた。
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