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業界ニュース 2018.11.6

GT-R 50を手がけたイタルデザインのカッコいいクルマ3選

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世界屈指のデザイン会社「イタルデザイン」と日産の提携により誕生した『NissanGT-R50byItaldesign』が話題になっています。この特別なモデルとともに、近年、イタルデザインが手がけたカッコいいクルマを紹介します。文・立花義人

イタルデザインとは?

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イタルデザインは、おもに自動車のデザインや開発を手がける会社として、イタリアの工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロと、技術者のアルド・マントヴァーニによって1968年に設立されました。
現在は、自動車のデザインや、コンセプト策定、設計、プロトタイプ(試作車)の製作、テスト、チューニング、コンサルタントなど、自動車メーカーと協力しながら車両開発のあらゆる段階に関わるサービスを提供しています。
これまで、スポーツカーだけでなくセダンやコンパクトカー、SUVなどあらゆるジャンルの開発を行い、イタリアならではのデザインセンスと機能性を両立させた魅力的なモデルを数多く誕生させてきました。その一方で、自動車新興国の中国やマレーシアのメーカーの自動車開発も手がけています。
そんなイタルデザインが手がけた、カッコいいクルマを紹介しましょう。


NissanGT-R50byItaldesign

「50」という数字のとおり、今年はイタルデザイン誕生から50周年、そして来年はスカイラインGT-R誕生から50周年を記念して誕生した、特別なコラボモデルです。
日産GT-RNISMOをベースに、イタルデザインが開発、設計、製造を担当し、外装・内装デザインは、日産デザインセンターが担当しています。
基本的なシルエットはGT-Rのそれですが、鋭いラインのLEDヘッドライトや張り出したフロントグリル、低くなったルーフ、昇降式のリアスポイラー、そしてGT-Rらしく丸型ながらも空洞をLEDで囲む、まるでジェットエンジンの出口のようなデザインのテールライトが、ただならぬ雰囲気を醸し出しています。
ボディカラーは、リキッドキネティックグレイという専用色で、フロントグリルやリアエンドまわりはエナジティックシグマゴールドという鈍い輝きの金色がアクセントに使われています。
インテリアもベーシックなGT-Rと雰囲気が異なり、カーボンファイバーや黒のイタリアンレザーを貴重に、ゴールドのアクセントが施されています。
エンジンは、3.8LV6ツインターボがニスモの手作業により組み立てられ、最高出力は530kW(720ps)、最大トルクは780Nmとなり、ベースモデルに比べて大幅にスペックが向上。このビッグパワーに対応するため、新たなサスペンションとブレーキが採用されています。
GT-R50は、50台限定で販売される可能性があり、価格は90万ユーロ(日本円でおよそ1億1,700万円)からと予想されています。


マセラティMC12

イタリアの高級自動車メーカー、マセラティが2004年にジュネーブモーターショーで発表したスーパーカーです。エンジンはフェラーリに搭載されている6.0LV12DOHCをミドシップに搭載し、最高出力は465kW(632ps)、0-100km/h加速は3.8秒、最高時速は330km/hを発揮します。
当時、フェラーリ&マセラティに在籍していたフランク・ステファソンとイタルデザインが共同で開発したロングノーズの美しいデザインは、空力を徹底追及し、空気の流れを最適化。路面のグリップと空気抵抗との絶妙なバランスのうえで、優れたパフォーマンスを引き出すよう設計されています。
FIAGT選手権に出場するためのホモロゲーションモデルのため、わずか25台のみ生産されました。


Zerouno

イタルデザインは、クルマを愛する熱心なコレクターのために高性能なモデルを少量生産する新しいブランド、ItaldesignAutomobiliSpecialiを立ち上げました。その第1弾が、2017年のジュネーブショーで発表された『Zerouno』というスーパーカーです。
カーボンファイバーとアルミニウム素材を用いた軽量・高剛性のシャシーに、ボディやインテリアにもカーボン素材が惜しげもなく使われています。
エンジンはNA(自然吸気)の5.2LV10を搭載し、最高出力は450kW(610ps)、最大トルクは560Nm、このパワーを7速DCTと4WDの組み合わせにより確実に路面に伝えます。最高速度は330km/h、0-100km/h加速は3.2秒と、スーパーカーとしてトップクラスの性能を誇ります。
フォーミュラカーのフロントノーズからインスパイアされたというフロントフードと、多数のフィンやダクトで構成された特徴的なリアスタイルを持つボディは、前面から取り入れた空気がボディ内部を通って後部に吐き出される仕組みになっており、エンジンの熱を効率的に放出すると同時にパフォーマンス向上にも貢献しています。
タイヤは、F1のタイヤの供給元でもあるピレリが専用に開発したもの。サイドウォールのラインは、赤、白、黄、メタリックグレーの4色から選ぶことが可能。インテリアにはデジタルコックピットが採用されます。
この特別なモデルの生産台数は、わずか5台にとどまるそうです。


イタルデザインは、直線と曲線の絶妙な組み合わせによる美しさと機能美で、世界の自動車ファンを魅了してきました。デザインには流行が付き物ですが、いつの時代にも色褪せない素晴らしい作品をこれからも作り続けて欲しいですね。


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文・立花義人
5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。

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