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業界ニュース 2018.11.5

丁字路にある謎の信号機と待避所 いったい何のために使う?

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■丁字路に設置される不思議な信号機

 丁字路に設置された不思議な信号機を見たことがあるでしょうか。クルマが来るはずのない方向に向けた不思議な信号機で、とても珍しいものですが、何のために設置されているのでしょうか。

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 例えば、“T”の形の道路であれば、左右から対面する車両用に2機の信号機が設置され、下から右左折する車両のための信号機が1機の、合計3機が設置されているのみですが、通行する車両がないのにもかかわらず十字路と同様の位置に信号機が配置されているところがあります。

 また、この信号機が設置されている対面の歩道には、歩道を切り抜いて待機場所が設置されているなど独特な形をしています。どういった理由から設置されている信号機なのでしょうか。

■不思議な信号は原付の二段階右折用

 この信号機には、「原付専用」や「軽車両専用」と書かれた標識がついている場合があることから、二段階右折用の信号機である事がわかります。

 二段階右折とは道路交通法第34条5項により定められているもので『標識で2段階右折の指定、交通整備された片側3車線以上の道路、3車線以上の一方通行のいずれかの条件に当てはまる場合に、右折車線からではなく、道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しつつ、合流したい車線の先頭に停車し、信号が青になると発進する』といった複雑なものです。

 しかし、丁字路の“T”の1画目の左側からの侵入において、二段階右折をする際は、丁字路の交差点の真ん中あたりで停止したのち、従う信号機がないために、専用の信号機が設置されています。

 また、歩道を切り抜いて作られた待機所は、交差点の真ん中で停車することが危険なため設置されています。場所によっては、右折待機所に二輪車用の押しボタンが設置されていることもあります。

■二段階右折用の信号機は、原付や軽車両だけのもの?

 丁字路には二段階右折を禁止する標識が設置されていることもありますが、なぜ信号機が設置されているのでしょうか。また、標識の有無による違いは何なのでしょうか。

 警察庁広報室に二段階右折用の信号機についてうかがいました。

──信号が必要とされる理由は何でしょうか。

 特別な理由で設置されているわけではなく、原付専用と書かれた信号機であれば、単に原付が信号機を確認できないと、どのように動いたらいいか分からなくなってしまう事から、原付の方が見るために設置されています。

──原付専用と書かれていない場合や、軽車両専用と書かれている場合の扱いはどう異なりますか。

 原付専用や軽車両専用という記載があれば原付や軽車両が従うべき信号機ですし、記載が何もない場合は、自転車、歩行者、自動車、トラックなど、皆が従うべき一般の信号機と同じ扱いとなっています。一般的な信号や丁字路にある信号機であっても従うべきものであることは変わりありません。

 原付専用や、軽車両専用と書かれた信号が珍しいということです。

※ ※ ※

 丁字路に設置されている不思議な信号機の正体は、二段階右折をするためのものであり、補助標識によっては、原付だけでなく、自転車やリアカーなどの軽車両も従う必要があり、ドライバーにとって無関係のものではありません。

 また、二段階右折用の信号機が設置されている丁字路を通行される際は、前方の原付や軽車両が二段階右折をするために速度を落したり、待機所に停車している可能性があるため、十分に注意して走行してください。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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