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業界ニュース 2018.11.3

国産車なのに輸入車という不思議なクルマ6選

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日本を拠点とする自動車メーカーの販売しているクルマを「国産車」と呼んでいるが、グローバル化が進む昨今、国産ブランドであっても海外で作られていて、じつは輸入車というモデルは少なからず存在している。はたして、どのようなモデルが『じつは輸入車』なのか、6モデルをピックアップして紹介しよう。文・山本晋也

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JAIA(日本自動車輸入組合)は毎月、輸入車の新規登録台数を発表している。2018年上半期のランキング(乗用車、貨物、バス合計)を見ると、トップは3万944台のメルセデス・ベンツで2万5,292台のフォルクスワーゲンが続いているといった具合だ。
そのランキングで6位につけているのが1万1,509台のトヨタで、8,725台のボルボを挟んで、8位が7,208台のホンダ、10位は5,660台の日産となっている。つまり国産ブランドにもかかわらず半年で一万台レベルの輸入車を販売しているのだ。もちろん、海外メーカーのOEMというわけではなく、れっきとした自社ブランドとしての販売だ。


トヨタタウンエース/ライトエース(インドネシア製)

トヨタの輸入車において中心となっているのは「タウンエース/ライトエース」という小型の商用車。
1.5リッターエンジンを縦置きにするFRベースの商用車はバンとトラックを用意するが、いずれもインドネシアで生産されている。しかも生産しているのはダイハツの現地法人であったりするからおもしろい。
ダイハツがインドネシアで生産しているクルマのOEM供給という見方もできる、少々複雑な出自のクルマなのだ。最近ではキャンピングカーのベースとしても人気のタウンエース/ライトエースでもある。
また、トヨタの商用車では趣味車としても人気の「ハイラックス」はタイにあるトヨタの工場で生産されている輸入車だ。なお、かつては「アベンシス」というイギリス生産のトヨタ車もあったが、現在の新車ラインナップからは消えている。


スズキバレーノ(インド製)

前述した2018年上半期の輸入車ランキングでは2,340台で15位に名前を出しているのがスズキ。軽自動車のイメージが強い同社は、意外にも海外生産モデルを多数日本で展開している。その代表格といえるのが「バレーノ」だろう。
1.0リッター3気筒ターボと1.2リッター4気筒エンジンを用意するコンパクトカーだが、グローバルモデルらしく3ナンバーの体躯を持つ。ミリ波レーダーを使った追従クルーズコントロール機能やターボ車にはレザーシートを標準装備とするなどコンパクトカーながら高級車路線の一台だ。
そんなバレーノの生産国はインド。スズキが長年にわたり存在感を強めてきた市場から初めてとなる日本への輸出ということもあり、デビュー当時はおおいに話題となった。
そのほか、スズキはハンガリーの工場からも日本へ「エスクード」、「SX4S-CROSS」といったSUVモデルを送り出している。


ホンダNSX(アメリカ製)

ホンダを代表する「NSX」、「シビックタイプR」という2台のスポーツカーも、じつは輸入車だ。NSXはアメリカに専用工場を建て、そこで一日8台という、ゆったりとしたペースで生産されている。
先日、日本で2019年モデルが発表されたが、2019年モデルでは開発拠点を日本に集約し、開発責任者も日本のスタッフに変わっているが、生産国がアメリカなのは変わっていない。


ホンダシビックタイプR(イギリス製)

一方、FF世界最速マシンのシビックタイプRはイギリスで生産されている。スタンダードなシビックにしてもセダンは日本製だが、ハッチバックはイギリス製だったりする。
おもしろいのは、そのシビックタイプR専用の2.0リッターガソリンターボエンジンはアメリカで組み立てられていること。アメリカからイギリスにエンジンを送り、イギリス工場だけで生産されるハッチバックボディに搭載して、タイプRは生まれている。


日産マーチ、三菱ミラージュ(タイ製)

日産の「マーチ」、三菱の「ミラージュ」というコンパクトカーは、いずれもタイで生産されている輸入車だ。マーチは世界各地に生産工場を持つが、ミラージュはタイの工場ですべてが生産されている。日本への導入はマーチが2010年、ミラージュが2012年であった。
当時は日本製の軽自動車を、アセアン製のコンパクトカーが価格面で打ち破るかどうかに注目が集まったが、グローバルコンパクトと日本向けモデルの価値観に違いなどもあり、いずれもビジネスとしては当初の予定ほどうまくはいっていない。
それにしても、2010年代初めに、タイで生産したコンパクトカーを日本で売ろうと考えた2社が、いまや同じグループとなっているのは不思議なものだ。

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(CarMe カーミー)

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