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業界ニュース 2018.11.2

2年振り復活のホンダ新型「CR-V」 ミニバンから乗り替え多いファミリー向けSUVとは

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■3列シートは、あると嬉しい仕様

 1995年に初代が登場し、都会派SUVの先駆け的存在として人気を博したホンダ「CR-V」が、5代目にフルモデルチェンジして発売されました。

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 現在、ホンダのSUVとしてはコンパクトクラスの「ヴェゼル」が販売好調ですが、「CR-V」は全長4605mm×全幅1855mmでヴェゼルよりもひとまわり大きなミドルサイズSUVです。

 新型「CR-V」の商品担当者は、「発表から1ヶ月半経った受注状況は、6403台となり月販目標1200台のため、大幅に上回ったという結果です。購入世代では、40代から50代が大半を占め、同社のなかでは、ヴェゼルやフリード、オデッセイなどからの乗り換えも目立つということで、ファミリー層がメインターゲットになります」と話します。

 また、今回の大きなトピックとしては、まず1.5リッター直噴ターボのガソリンモデルに加えて、新たに2リッターハイブリッドモデルが登場したことです。搭載されたハイブリッドシステムは、すでに「アコード ハイブリッド」などで定評のある、2モーターの「SPORT HYBRID i-MMD」ということで、低燃費かつパワフルな走りが期待できます。

 しかも、ガソリンモデルにもハイブリッドモデルにも、雪道などでの走破性が高まるAWD(四輪駆動システム)が用意され、2列5人乗り仕様だけでなく、ガソリンモデルには3列7人乗り仕様もラインアップしています。“なるほど! ”ミニバンからの乗り換えが目立つというのも納得です。

 実際に、室内をチェックしてみると5人乗り仕様では、後席が固定式ながら、膝まわりのスペースもたっぷり取られており、ゆったりくつろいで座れます。7人乗り仕様は後席に150mmのスライド機能がつき、最高端に下げれば5人乗り仕様と同等の広さを確保できます。

 しかしその状態では、3列目シートに大人が座るにはタイトなので、少し2列目シートを前にスライドする必要があります。3列目に座ると、身長163cmの私でも頭上と膝まわりはギリギリでしたので、頻繁に3列目シートを使いたい人向けというよりは、あくまで予備シートとして、“短時間の使用に向いているのでは”と感じました。

 とはいえ、いざという時に3列目があるのとないのとでは、使用シーンが大きく変わってきますので、年に2回から3回でも使うという人には魅力的な設定でしょう。そして、5人乗り仕様と7人乗り仕様では、ラゲッジルームの使い勝手にも少し違いがありました。

 まず5人乗り仕様は、後席が荷室側にあるレバーを引くだけで、6:4分割で前倒しでき、スッキリとフラットなスペースになります。7人乗り仕様は、3列目シートを5:5分割で前倒しすると、やや段差が残ります。フロアボードの高さを変えることでほぼフラットになり、棚のように荷物を上下に分けて収納するスペースが生まれるので、こちらも使い勝手は良さそうです。

 もうひとつ、ファミリーに嬉しいポイントが乗降性の良さです。リヤドアがほぼ直角まで開き、ドア開口幅も100mm拡大されているので、身体がスムーズに移動できるのです。これならチャイルドシートのお世話もしやすいでしょう。ドアカットの位置やサイドシル形状の工夫によって、乗り降りの際に洋服の裾が汚れにくくなっているという配慮にも感心しました。

■ガソリン・ハイブリッド、どちらも毎日がもっと自由になるクルマ?

 ガソリンエンジンのFFモデルから試乗してみると、出だしからとても軽やかです。1.5リッターという排気量で最高出力190psを実現しており、吹け上がりも伸びやかなので、自分の手足の延長のように思い通りに走ってくれます。

 右へ左へとカーブが続く道では、ハンドリングの素直さや、機敏すぎず適度な落ち着きのある感覚にも好感を抱きました。後席では、やや乗り心地がカタめかなと感じたものの、前席ではほどよく引き締まったスポーティさと、高速道路での安定感のバランスがちょうど良いです。

 ハイブリッドのAWDモデルに乗り換えると、車両重量はガソリンモデルに比べて最大で350kgほども重くなるにもかかわらず、こちらも滑らかな加速フィールです。低速から安定感が増し、車格が1クラスアップしたかのようなプレミアム感も伝わります。路面が荒れたところでは、やはり重さが効いているのかやや足まわりがドタバタする場面もありましたが、高速道路をゆったりとクルージングする気持ち良さはガソリンモデル以上です。

 パワーインジケーターを見ていると、EV/ハイブリッド/エンジンの3つのドライブモードをシームレスに頻繁に切り替えているのがわかり、常に的確な走行状況を提供してくれるところは、ハイブリッドモデルならではです。

 さらに、ハイブリッドモデルのみに施された「アクティブサウンドコントロール」によって、アクセルの踏み込みに対してリニアなエンジンサウンドが響きます。また、自分ではなかなか見ることができないのが残念ですが、エアロダイナミクスへのこだわりから「シャッターグリル」も採用されています。

 こうしたポイントは、走り好きやレーシングなホンダファンにも心踊る演出だと思います。新型「CR-V」は、いい意味で相反する要素が共存しているSUVでした。ダイナミックなエクステリアデザインに対して、インテリアには細かな部分まで配慮された丁寧さがあります。

 そして走りでは、ガソリンモデルは軽やかさとパワフルさが共存し、ハイブリッドモデルはプレミアム感とスポーティさが共存しています。『デザインのために居住性を犠牲にしたり、走りのために快適装備や使い勝手を諦めたり』といったSUVとは違う新型「CR-V」なら、“家族の毎日がもっと自由になるのではないか”と感じたのでした。

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(くるまのニュース まるも亜希子)

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みんなのコメント

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  • kan*****|2018/11/02 21:45

    違反報告

    マツダCX-8の堅調な販売を見て、ネームバリューならウチも負けてはいないとばかりホンダも多人数乗車できるSUVであるCR-Vをラインナップに加えたんだろうね。
    その思惑は今のところ当たっているようにも見えるが・・・

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