AV一体型ナビと言えば今でこそ「2DINサイズ」が当たり前だが、実はその半分の大きさである「1DINサイズ」のモデルがかつて存在していた。REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
世界初の1DINサイズモデルとしてデビュー
普段使いもお手の物、シビックタイプR、収納スペースを総チェック!! 容量は?使い心地は?
イクリプスが今から13年前の2005年にデビューさせた世界初となる1DINサイズのAV一体型ナビが「AVN075HD(当時価格:27万8250円)」だ。
これは従来(2DINサイズ)の半分のスペースに7型モニター、20GB・HDD、DVD/CDプレーヤー、FM/AMチューナー、テレビチューナー(アナログ)、パワーアンプなどを内蔵。AV一体型ナビに求められるすべての機能を備えていた。これは当時としては快挙といえることで、他社に先駆けて1997年からAV一体型ナビを手がけていた同社だからこそ実現できたとのこと。開発担当によるとAVN史上、もっとも開発に時間を要したモデルで、なんと3年を費やしたという。しかも、そのうち1年は技術者を缶詰めにしたという逸話も。
また、専用の5.1ch AVユニットをオプション設定し、本格的なサラウンドオーディオへ発展させたり、後席モニターの追加などにも対応。BMWをはじめとした上級ヨーロッパ車で贅沢なAVシステムを組む人も少なくなかった。
その後モデルチェンジを繰り返すとともにバリエーションを拡大し、2008年の「AVN978HDTV(当時価格:35万7000円)」ではディスプレイが高精細なVGAとなり、テレビチューナーはアナログから地デジへと置き換えられた。だがニーズの減少により1DIN AVNの系譜はこのモデルのマイナーチェンジ版であるAVN978HD mkIIで途切れることとなり、これ以降他社も含めて1DINサイズのAV一体型ナビはリリースされていない。
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