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業界ニュース 2018.10.29

軽自動車販売トップのホンダ「N-BOX」と2位スズキ「スペーシア」 燃費から装備まで徹底比較

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■「広い軽自動車」が子育てやレジャー用に重宝

 ホンダは2011年に軽自動車トールワゴンの初代「N-BOX」を発売し、軽自動車新車販売台数で首位を獲得する「ホンダの看板車」になりました。対するスズキは、2008年から販売していた「パレット」を2013年のモデルチェンジ時に「スペーシア」に名称をあらため、両車ともに2017年に新型へとモデルチェンジを行ない2代目となっています。

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 ホンダ「N-BOX」(N-BOX スラッシュ含む)シリーズが、2018年度上半期 新車販売台数 第1位、スズキ「スペーシア」が2位を獲得するなど、現在人気を二分しています。

 日常の市街地走行などでも取り回し易いボディサイズと、軽自動車の規格による制約はあるものの両車とも広い室内空間を持っていますので、子育て世代はもちろん、レジャー用に「もう1台」が必要な家庭で評価されています。では、購入時に比較検討されることが多いこの2台を見てみましょう。

 なお、両車ともベーシックなグレードを中心に比較してみたいと思います。

■室内空間は、数字で見ると「N-BOX」がリード

「N-BOX」のボディサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1790mm(4WD車は1815mm)、ホイールベースは2520mm、トレッドは1305mm。

 対する「スペーシア」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1785mm(4WD車は1800mm)、ホイールベースは2460mm、トレッドは1295mm(2WD車のリアは1300mm)と、両車ともに現行の軽自動車規格いっぱいの全長と全幅となっています。

 ホイールベースやトレッドは「N-BOX」のほうが若干広いので走行安定性は有利かもしれませんが、最小回転半径は「N-BOX」の4.5m(4WD車は4.7m)に対して「スペーシア」は4.4mですので、駐車スペースが狭小な方は「スペーシア」を選んだほうが日常のストレスは少なくなるかもしれません。

 軽トールワゴンで気になる室内スペースについては、「N-BOX」は室内長2240mm、幅1350mm、高さ1400mmで、スペーシアは室内長2155mm、幅1345mm、高さ1410mmなので、数値的にはN-BOXのほうが優位ですが、ダッシュボードの形状、シート配置、内装形状などで印象は変わりますので、実車に座ってみて判断されたほうがいいと思います。

 また、両車とも多彩なシートアレンジができますが、体を横にしての車中泊にはクッションなどがあった方が楽になりますので、膨らますタイプのエアクッションなどを事前に検討してみてはいかがでしょうか。

■燃費はハイブリッドの「スペーシア」が優位

「N-BOX」は最高出力58PS/最大トルク6.6kg-m(ターボ車は64PS/最大トルク10.6kg-m)を発揮する直列3気筒「S07B型」エンジンで、アイドリングストップ機能を持ち、JC08モード燃費は27km/L(4WD車は25.4km/L、ターボ車は25.6km/L、4WDターボ車は23.4km/L)です。

「スペーシア」は最高出力52PS/最大トルク6.1kg-mの直列3気筒「R06A型」エンジンに、最高出力3.1PS/最大トルク5.1kg-mの「WA05A型」モーターがアシストする、アイドリングストップ装置付きのマイルドハイブリッドとなっています。「HYBRID G 2WD車」のJC08モード燃費は30.0km/L、「HYBRID X」が28.2km/L(4WD車は26.4km/L)です。

 カタログ燃費の差は、必ずしも実用燃費の差にならない場合もありますが、毎日の買い物で短距離を頻繁に使うような方には、モーターアシストのある「スペーシア」のほうが優位になるでしょう。

■先進安全装備は互角も普段遣いでは「スペーシア」に軍配

 全タイプに安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備している「N-BOX」は、平成29年度自動車アセスメントの予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV++」を獲得。交通事故防止対策の一環として政府が普及啓発している「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当しています。

 一方、「スペーシア」は予防安全技術「スズキ セーフティサポート」を全タイプにメーカーオプションとしています。搭載したモデル(デュアルセンサーブレーキサポート・全方位モニター搭載車)は「ASV++」を獲得していますし、「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当します。

 両車ともに自動ブレーキ機能に加え、走行中の車両姿勢の安定化を図る機能も持っていますので、大きな差はないと考えて良いです。

「スペーシア」の「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」には、車速やシフト位置、「デュアルセンサーブレーキサポート」の警告などがフロントガラスに投影される「ヘッドアップディスプレイ」を装備できます。

 また、軽自動車初となる車両を斜め上から見たような「室外視点」と、運転席から車体を透かして見たような「室内視点」を切り替えて3D表示できる「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」も選択できます。

「N-BOX」はこのような装備は装着できませんが、前車追従型クルーズコントロール「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」が標準装備されていて、頻繁に高速道路を使う方には、疲労軽減に有効なものとなっています。

■価格や中古車については?

「N-BOX」の価格(すべて消費税込)は2WDノンターボのベーシックモデル「N-BOX G」で138万5640円。同じく「スペーシア」では「スズキ セーフティサポート」を装着した「スペーシア HYBRID G」で133万3800円となっています。

 装備については大きな差はありませんが、しいてあげると「N-BOX」はLEDヘッドライトを全タイプで装備しており、「スペーシア」では上級グレードにオプション設定となっています。安全装備では「スペーシア」は前席サイドエアバッグを標準装備しており、総合するとベーシックモデルでは「スペーシア」にお買い得感があるようです。

 また、両車とも前後のデザインを精悍な印象とした「N-BOX カスタム」「スペーシアカスタム」もラインナップされ、「スペーシアカスタム」にはターボ車もあります。

 なお、中古車については「N-BOX」の最多価格帯は100万円から180万円、「スペーシア」は110万円から160万円となっており、トップセラーの2台とあって、豊富な在庫から選ぶことができます。

※ ※ ※

 軽自動車販売台数ランキングでライバルとなっている「N-BOX」と「スペーシア」ですが、どちらも装備とラインナップが充実していて、大いに迷いそうです。

 購入される際は必要なアクセサリーやオプションの検討はもちろん、実際に試乗したフィーリングなども含めて選択してみてはいかがでしょうか。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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