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業界ニュース 2018.10.26

ゲスタンプ、日本に自社工場を開設 国産車が欧州車レベルになるボディの供給開始

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2018年10月25日、自動車産業向けのホットプレス材など金属製部品を設計、開発、製造するグローバル企業であるゲスタンプ(Gestamp:本社スペイン)は、三重県の松坂市に、日本初となる工場、ゲスタンプ・ホットスタンピング・ジャパン松阪工場を開設した。

自動車関連のグローバル企業であるゲスタンプは、車両の軽量化と安全性向上を実現するホットスタンピング技術で世界をリードしており、ヨーロッパ、アメリカ、南米、中国で工場を展開し、各地域の自動車メーカーにウルトラ高張力のホットスタンプ鋼板部品を供給。日本の自動車メーカーも海外生産工場ではゲスタンプの部品供給を受けている。

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今回の日本における新工場により、すでに海外で取引実績のある日本の自動車メーカーは、国内生産向けの部品供給が可能になったわけだ。ゲスタンプはこれまでも2017年に開設した東京のR&Dセンターや、日本の自動車メーカーをサポートする技術・営業チームを通じて、日本市場で積極的に活動しているが、今後はさらに活動が加速し自動車メーカーとの戦略的関係を強化することになる。

ゲスタンプの会長、フランシスコ・J.リベラス会長は、「当社の戦略は常にお客様に寄り添うものであり、今回、日本で新工場を開設できたことを誇りに思います。新工場の開設により、お客様との距離が縮まることで、効率的で革新的、かつ競争の厳しい市場で競う日本の自動車メーカーに、より良いサービスを提供することができます。当社は、日本に生産拠点を置くことで、世界中の他のお客様向けと同様に最先端の技術、特に車両の軽量化と安全性向上を図るホットスタンピング技術を通して、日本のお客様と一緒に未来の自動車を共同開発、開発サポートして参ります」と語っている。

新設されたゲスタンプ・ホットスタンピング・ジャパンは、独自のホットスタンピング技術を活用した高度なホワイトボディ部品を製造。本工場はまずホンダへの部品供給を開始し、続けて他の日本自動車メーカー向け供給を開始する予定だという。

約50億円以上の初期投資が行なわれたこの新工場では、年末までに約60名の従業員を雇用し、将来的に新しいプロジェクトが立ち上がった際には工場拡張と併せて人員をさらに増強していく予定だという。新工場は、ゲスタンプのグループ会社である機械設備メーカーのロイレ・ゲスタンプが製造した1200トンの中規模ホットスタンピング・ラインを配備。また、レーザー切断セルおよびショットブラスト装置が導入されており、フルサービスのホットスタンピング能力を提供することができる。

ゲスタンプは世界で唯一の熱間焼入れ成型の高強度鋼板加工の技術を持ち、衝突安全性が高く軽量さが求められるBピラーなどの部位には欠かせない存在だ。現在ではテーラーロールブランク(可変差厚鋼板)の部材に、加熱・焼入れ状態の異なる部分ホットプレスを行なうなどで、ウルトラ高張力鋼板の高強度と靭性の両立、軽量化を実現している。こうしたボディ部品はすでに日本の自動車メーカーもアメリカやヨーロッパの工場では採用しているが、いよいよ日本生産のクルマにも採用される日が近づいてきている。

新工場の開所にあたり「松阪工場オープニングセレモニー」が実施され、三重県の鈴木英敬知事、松阪市の永作友寛副市長、三井物産の飯島彰己代表取締役会長、ゲスタンプのフランシスコ・ホセ・リベラス会長が参列した。


ゲスタンプ 関連情報
ゲスタンプ・ジャパン 公式サイト

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(Auto Prove Auto Prove 編集部)

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