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業界ニュース 2018.10.19

日産:「アライアンス コネクテッド戦略」プレゼンテーション

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10月19日、日産自動車グローバル本社において「アライアンス コネクテッド戦略」についてカル・モス氏からプレゼンテーションが行われた。

 皆さんと会うのは初めてだと思いますので自己紹介します。カル・モスと申します。エジプトで生まれました。東京大学で勉強しました。Ph.Dも東大の博士号です。そして、日本で実際に仕事をしました。Ph.Dをとって、日本で仕事をしました。ここで結婚しましたので、妻も日本人です。だから日本語を少し話せるんです。それからシリコンバレーにいきまして、15年ほど仕事をしています。ダイムラーのバイス・プレジデントとして、アドバンストエンジニアリング、AIとコネクテッドヴィークルに注力していました。そして今までの仕事、いろいろやりました。アルゴリズムをつくる、ソフトウェアを開発する、書籍の出版、特許の取得、技術セッションの始動、埋め込み型、クラウド型システムの開発、クルマの立ち上げ、大学での講義などもしています。2013年、グーグルI/Oでテクニカルなプレゼンテーションをしました。それからフランクフルトショーでのテックトーク。Sクラスの一部としてローンチを担当しました。それからアップルCEOとAIのプロジェクトについて少し話をしております。こういったことを行ってきました。これが私のバックグラウンドです。

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 今まで手がけてきた仕事ですが、アライアンスに参加したのは今年の3月です。その前はシリコンバレーで、ダイムラーで働いていました。最後のプロダクト、私がダイムラーのために開発したのはMBUX、インテリジェンスシステムです。これは基本的にはAクラスのシステムで、最近ローンチされたものです。ダイムラーがローンチしました。これをやっている文脈の中で、たくさんの分野にかかわりました。いくつか言いますと、人工知能、コネクテッドカーサービス、IoT、ウェアラブル、それから高精度地図学習、地図中心のユーザー経験、ビッグデータとアナリティクス、システムの統合。こういった分野で私はチームと一緒にフォーカスしてきました。これはダイムラーでの仕事です。



 アライアンスのコネクテッド戦略について少しお話したいと思います。日産でこれがどうなっていくかということですね。まとめますと、現在コネクテッドという状態になっていますけど、、コネクテッドというのは分野でありテクノロジーであり、これは90年ほど前に始まっています。最初のカーラジオというのが1929年に発売されています。だから90年も、技術の分野としては古いものです。それから非常にシンプルなラジオから、プラットフォームに発展してきました。このプラットフォームというのはクルマの中のコンポーネントでございまして、ハコとかソフトウェアなどが入っています。クラウドのコンポーネントで、家にあるコンポーネントでありまして、時計ですとかスマートフォン、そういったコンポーネント、すべてがコンポーネントでありまして、コネクテッドカーのプラットフォーム、現在のものを構成しています。非常にシンプルなものから始まって、ひとつのハコからプラットフォームまで展開してきました。このプラットフォームについて、今日は少しお話したいと思います。


 ひとつ、注意深く見てきたのは、こういったプラットフォームがある場合には、どういう機会があるのかということです。プラットフォームをスケーラブルにする、実際に、先進してすべてのパートに役に立つ、そしてアライアンスの、会社の役に立つものにする必要があります。アライアンスインテリジェンス、インテリジェントクラウドを作りました。このシステムの中に、アライアンスインテリジェントクラウドの中にひとつ、統一されたインフラがあります。そして、アライアンス、インフォテインメントシステムを、共通のものを作りました。これによって、インテリジェントアライアンスクラウドとコミュニケーションできます。こういったものを作りました。統一されたシステムがあります。すべてのパートナー、すべての会社にとって、アライアンスの会社にとって、日産、三菱、ルノーにとって、そして、クラウドの中にひとつの、統一されたシステムがあります。日産、三菱、ルノーの統一されたシステムがあります。ここでの戦略は、これを使うことによってすべての、将来のサービスをここに持ち込むことです。クルマに持ち込むことです。カスタマーのニーズに対応し、スケーリングもできます。複数の場所に、複数の市場に入ることができて、カスタマーを幸せにすることができます。


 これはいくつかの例なんですけど、機会の例です。このアライアンスに基づいてプラットフォームを使いまして、いつもフォーカスしているのはカスタマーなんですけど、クルマを買ってくれる人たち、そして運転する人たちです。それが私たちにとって重要なターゲットであり、フォーカスです。そのために、クルマ中心ということでフォーカスしています。そのクルマを運転する方たちを満足させるようなサービスを提供します。この例としてはコネクテッドナビゲーション、リモートコントロール、遠隔ダッシュボード、ジオフェンシング、パーソナライゼーション。こうしたサービス、こういったサービスはすべて、われわれが提供するものは、ハンドルを握っているお客さまに楽しんでもらうためのものです。コネクテッドを楽しんでいただきます。また、潜在的なレベニュー、収入でもあります。こういったものは非常に急速に伸びていまして、コネクテッドカーというのはひとつの機会でもあります。アフターセールスとか使用状況に応じた保険、そういったサービスを会社としてオファーすることができて、コネクテッドカーから収益を上げることを手伝えます。それから他の分野で潜在的な節約というのがありまして、もしクルマがコネクテッドですと診断もできますしコンポーネントの性能を見ることもできます。ソフトウェアのアップデートとかエレクトロコンピューティングユニットを中に入れておくことができます。これは重要な分野でありまして、これが会社にとって節約の機会にもなります。こういった機会が目の前にあります。われわれはアライアンスコネクテッドのプラットフォームをこういったかたちで今作ろうとしています。

 もう少し将来にズームインしていきますと、将来の大きな部分というのはアライアンス、クルマの会社にとって、クルマが自動運転できること、それから電気自動車。それからモビリティ。こういったものがもっとも、重要な分野であります。われわれの会社の将来を見たとき、こういった分野を見ますと、コネクティビティというのが中央に入っています。こういったコネクティビティのサービスがないと、自動運転もモビリティもサービスとして提供できません。これはクルマのDNAの一部でありまして、非常に、われわれの会社の成功の肝心な部分となっています。

 何を作ったのか、その一例を示しています。アライアンスプラットフォームに基づいて作った例です。われわれが作ったものの一例です。市場に出ているインフォテイメントシステム、最近出したばかりのものが、アライアンスインフォテインメントシステムに基づいているものです。さらにスマートフォンのアプリもリーフに基づいて出したものも、アライアンスインテリジェントクラウドに基づいています。さらにまた、アンドロイドオート、それからアップルカープレイ、それからアマゾンエコーとの連携。これらはすべてアライアンスインテリジェントクラウド、アライアンスプラットフォーム、これを開発したことによって実現可能になりました。

 もう少し深く、どういったサービスを、どういったコネクテッドカーサービスを提供できるのかということをまとめたのがこちらです。こういったサービスをいま、提供しています。こちらのサービスをお客さまは、コネクテッドカーを持ち込むことによって享受することができます。こちらは日本における日産のクルマの例です。どういったサービスが日本の市場においていま提供できているのかという一覧です。そうすると次は、すべてすばらしいサービスですし、魅力的だとしても、ここからどういう方向に進むのかということが問題になってきます。ひとつ、非常に重要なこととして、どんどん機能を追加していくことによって、お客さまもハッピーになりますし、またそれぞれのセグメントをハッピーにできます。非常に重要なのがユーザー体験です。お客さまが実際にこれらのコネクテッドサービスすべてを使っているのか、それを理解しているのか、このサービスに満足しているのかといういうことが重要です。ですからわれわれとしても機能をどんどん盛り込んで機能をたくさん追加して、これがありますこれもありますというやり方から少し、一歩下がって、お客さまの体験はどうなっているのか、お客さまが使いやすいものになっているのか、優れた体験をしていただいているのかということを見ることにしました。少し時間をかけて、それについて考えてみました。その結果、お客さまはエンターテインメント、インフォテインメント、コネクティビティは、スマートフォンから得ているということがわかりました。秘密ではないんですけど、グーグルのアンドロイドシステムという、スマートフォンではもっとも幅広く世界で使われているシステムです。ほとんどの人は、われわれの顧客だけではなく、アンドロイドのシステムを何らかのかたちで使っていますし、その使い方には慣れています。グーグルマップ、グーグルアシスタント、アップストア、グーグルプレイ、ノートアップ。そういったものをお客さまは考えるわけです。インフォテインメント、エンターテインメント、コネクティビティ、ナビゲーション、お客さまはそれを思い浮かべるわけです。そこでわれわれはグーグルとパートナーシップを組むことにしました。そうすることで優れた体験をお客さまに提供しようということです。

 ご覧いただいたように、われわれがやっているのは、単にアンドロイドを車載する、車載のインフォテインメントシステムに入れるというだけではありません。これはすでに実現しています。

 パートナーシップを通してグーグルオートモーティブサービスを追加できるということです。グーグルマップが第1点、グーグルマップの機能をすべて使えます。同じレベルの機能、それから同じレベルの高度な、スマートフォンと同じようなコネクティビティ、スマートフォンでグーグルマップを使うときと同じようなものを実現できます。さらにグーグルアシスタントが追加になります。これはもっとも高度なAI、これは会話エージェントに基づいて自由に、自然に話せば、質問すれば答えが返ってくる、情報が得られます。特定の、こういう言い方をしなければならないということが決まっているわけではないということです。3つ目として、グーグルプレイです。これはアップストアなんですけど、自動車向けに設計されたものです。一般の電話で使われているアップストアではなく、特に自動車専用に設計されたものです。オートモーティブアプリケーションも入っていまして、だれでも開発できます。アプリケーション開発者であればだれでもアプリケーションを開発できますし、お客さまはアプリをダウンロードして車載で使えるようになるわけです。こういったものをグーグルと一緒に作っています。これをやることによってお客さまに大きな選択肢を提供できると思っています。アンドロイド開発者、たくさんの人たちが自動車向けの安全なアプリを開発して、顧客の体験を高められると思っています。これまでにないほど、これまで以上のものができます。

 私からのプレゼンテーションは以上です。

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(MotorFan Motor Fan illustrated編集部)

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