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業界ニュース 2018.10.19

トヨタはC! ホンダは音楽! メーカーごとの不思議な車名の共通性

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 最近は共通性が崩れつつあるケースも

 最近はそうでもないが、かつてクルマの名前(車名)にはメーカーごとに若干の共通性のようなものがあった。今回はそうしたクルマの車名を振り返ってみよう。

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 1)トヨタ

 1:車名の頭文字がCで始まる

 クラウン(CROWN)/コロナ(CORONA)/カローラ(COROLLA)/センチュリー(CENTURY)カリーナ(CARINA)/セリカ(CELICA)/チェイサー(CHASER)/クレスタ(CRESTA)/カムリ(CAMRY)/セルシオ(CELSIOR)

 大まかに見てみると、1980年代までトヨタは主力、木で例えるなら幹にあたる車種はCで始まる車名を付けることが多かった。その理由は諸説あるが、ひとつとしてはトヨタは日本車の黎明期だった1950年代、アメリカのGMの1ブランドで、一般的というか大衆的なクルマを担当していたシボレー(CHEVROLET)を目標としており、シボレーの頭文字のCが付く車名を積極的に使っていたという説もある。ただ今になると、Cで始まるトヨタ車で現在残っているものが少ないのは、ちょっと寂しいところではある。

 また歴史が長く、かつ主力となるトヨタ車の車名はクラウン(英語で王冠)、カローラ(英語で花冠)、コロナ(英語で光の冠)、カムリ(日本の冠)と、頭にかぶる冠に関係した名前がよく使われていた。

 2:スポーツ系(スポーツ系の雰囲気を感じさせるクルマも含む)の車名はSで始まることが多かった

 スプリンター(SPRINTER)/スターレット(STARLET)/ソアラ(SOARER)/スープラ(SUPRA)

 これはスポーツのSの頭文字を意識したのか、偶然なのだろうか。

 2)ホンダ

 1:音楽に関係した車名

 プレリュード(前奏曲)/バラード(譚詩曲)/コンチェルト(協奏曲)/ビート(打点)/ジャズ(今でいうSUVの中でも硬派部類に入るいすゞミューのOEM。ジャズ音楽)

 かつてホンダは若々しいイメージが強かったのを思い出すと、音楽に関係した車名が似合うのも何となくよくわかる。

 2:日時に関する車名

 トゥデイ(英語で今日)/ドマーニ(イタリア語で明日)

 しかしホンダの現行車にはバイクも含め、1と2のいずれの車名がひとつもないのはちょっと寂しい。

 3)三菱自動車

 1:馬に関係した車名

 コルト(英語で仔馬)/シャリオ(フランス語で戦闘用二輪馬車)/エクリプス(18世紀にイギリスで18戦18勝という強さを誇った競走馬。※以前の2ドア車だった時代。現在のエクリプス クロスのエクリプスは本来の英語の日食に由来すると公表されている)

 またスタリオンも本来の由来はスター(英語で星)とアリオン(ギリシャ神話に出てくるヘラクレスの愛馬の名前)の造語と言われており、馬に関係するのに加え、スタリオン自体も違うつづりで種牡馬(父親になる優秀だった競争馬のこと)という単語があり、馬との関係が強い車名だった。

 4)フォルクスワーゲン

 1:風に関係する車名

 ゴルフ(スポーツのゴルフではなく、ドイツ語の「メキシコ湾に吹く風」を意味するゴルフシュトロームに由来)/シロッコ(北アフリカから地中海に吹く熱風)/ジェッタ(ジェット気流に由来)/パサート(ドイツ語で貿易風)

 関係性のある車名を使ったクルマは現在ないことがよくあるのは少し気になるところだが、時間のある時などにクルマの車名の由来を考えてみるのも暇つぶしにはちょっと面白い。

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(WEB CARTOP 永田恵一)

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