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業界ニュース 2018.10.19

会話するクルマが登場!! 新型メルセデス・ベンツAクラスにAIを積んだ対話型インフォテイメントシステムを搭載

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メルセデス・ベンツAクラスが4代目にスイッチした。Aクラスといえば、初代と2代目は、衝突安全性を確保し、EV化やFCV化も見据えた「サンドイッチコンセプト」と呼ばれる二重フロア構造を採用。先代の3代目から現在のロー&ワイドのスポーティフォルムに一新。4代目はスポーティ路線をさらに強化させるとともに、クルマと人が会話する最新世代の対話型インフォテイメントシステム「MBUX」を搭載している。文・塚田勝弘

先代よりもさらにスポーティになったエクステリア

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新型メルセデス・ベンツの見どころは満載だ。外観は、同ブランドの最新のデザイン言語に則って仕立てられ、低く構えたボンネットや末広がりのフロントグリル、迫力あるロア部による印象的なフロントマスクになっている。
リヤも存在感があり、ショルダー部を強調したワイド感のあるフォルムに加えて、2分割式リヤバンパー内蔵のリフレクター間が広がった視覚的な効果も大きい。
スポーティな見た目だけでなく、フォルクスワーゲン・ゴルフやプジョー308、BMW1シリーズなどのライバルがひしめくCセグメントにおいてトップクラスとなるCd値(空気抵抗係数)0.25というエアロダイナミクスの高さにより、走りや燃費面への貢献も見逃せない。


ダウンサイジングでもパワーを14psアップ

「A180」に搭載されるエンジンは、1.3Lのオールアルミ製ターボエンジンで、先代の1.6Lよりも最高出力を14ps引き上げたほか、ノイズ低減に注力することで、静粛性向上に寄与しているという。なお、ドイツ本国などにある「A200」、「A250」、ディーゼルエンジン仕様などは現時点で導入の有無は明らかにされていない。
安全装備もクラスを大きく超えた充実ぶりで、最上級サルーンであるSクラスと同等レベルか、Sクラスよりも新しい最新技術が満載されている。
ウインカーを出すだけで自動的に車線変更を行う「アクティブレーンチェンジングアシスト」などを含めた「レーダーセーフティパッケージ」として設定。アダプティブクルーズコントロールをオンにして、自動停車時に30秒以内なら先行車に従って自動で再発進するといった最新機能が盛り込まれている。


会話しながら操作する車載インフォテイメントシステム「MBUX」

10.25インチのワイドディスプレイを中心としたインパネは、現行Eクラスから採用されたディスプレイとメーターパネルとの一体感がある先進的なデザインが与えられている。
新型Aクラス最大の見どころは、「MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)」。AIを使ってユーザーごとに適応する対応能力を備え、自然対話式の音声認識機能を備えたボイスコントロールが操作のキモになっている。
運転しながらでも安全にカーナビ(各種検索や目的地設定)、天気予報やエアコンの設定、聴きたい音楽のチョイスなどの多様な操作が可能。つまり、スマホの音声操作やスマートスピーカーと同じ感覚でコントロールでき、脇見運転がなくなり、安全性が高まるわけだ。
ただし、車内は街の騒音や走行音など、音声操作をするには向かない厳しい環境だが、アメリカのニュアンス・コミュニケーションズ社の音声認識技術を使うことで、iPhoneのSiriやAndroidの「OKGoogle」と同じような感覚で操作できる。ニュアンス・コミュニケーションズ社は、音声認識技術のトップランナー。


車載ボイスコントロール系ではトップクラスの高精度

新型Aクラスには、運転席と助手席の頭上(天井)にマイクが仕込まれている。実際に使ってみると、音声認識の聞き取り精度は高く、大声を上げなくても認識してくれる。
音声操作に必要なコマンド(命令語)を覚える必要はなく、最初に「ハイ、メルセデス」と発話した後に「近くの駐車場」や「ラーメン屋」、「暑いな(車内が暑いので温度を下げてという意味で)」と発話すればいい。
何度か試し、さらに、助手席で操作を教えてくれたメルセデス・ベンツ日本の方と話をしていると、会話中に出てくる「メルセデス」という言葉に反応することも多かった。
AIの搭載により対話を重ねることで、ユーザーの好み、嗜好を覚え、ユーザーとクルマとの間に「心の結びつき」が生まれるとするメルセデス・ベンツ。そうなれば、まさに「愛車」といえる存在になるかもしれない。
なお、価格は「A180」が322万円、「A180Style」が362万円、導入記念限定車の「A180Edition1」が479万円。

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