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業界ニュース 2018.10.18

高速道路の走行車線によって道幅が違う!? 片側3車線の真ん中が広くなっている理由とは

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■車線によっても道幅が異なる?

 長距離をクルマで移動する際は、高速道路を利用する方が多いと思います。高速道路を走行していて、車線幅がなんとなく狭いと感じたり、広いと感じたりしたことはないでしょうか。基本の道幅はあるのですが、広くなっている箇所も存在します。それが走行車線によって道幅を変更しているというのです。いったいなぜなのでしょうか。

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 運転中に意識していないとわからないのですが、片側2車線以上の高速道路では、車線によって道路の幅が異なる区間が存在します。例えば、片側2車線では、追い越し車線が少し広く、片側3車線の高速道路であれば、真ん中の車線が少し広くなっているといいます。どんな理由から広くなっているのでしょうか。

 そもそも、道路の幅は均一ではありません。一般道であれば、センターラインのある2車線の道で2.75m、そうでなければ概ね3m、3.25m、3.5mのいずれかで、25cm間隔で増えていきます。センターラインのない1車線のみの道路は3mか4mと規定されています。もちろん、古い道路などで2.75mよりも狭い場所や、新しい道路で3.5mよりも広い道などの例外も存在します。

 高速道路や自動車専用道路であれば、3.5mを基本として、狭いところでは3.25mと定められています。

 しかし、一部の区間においては「やむを得ない場合」は、3.75mにすることができると国土交通省の「道路構造令の規定の解説」に明記されています。

 では「やむを得ない場合」とは、いったいどういう状態なのでしょうか。NEXCO中日本にうかがってみました。

──車線が広くなるための「やむを得ない理由」とは何でしょうか。

 3車線の高速道路の車線幅は3.5mが基本とされていますが、とくに交通量が多く大型車の混入率も高い場合などは、車線幅が同じであると左側(第1走行車線)と右側(追い越し車線)に比べて、中央(第2走行車線)は路肩や区画線もなく、両側をクルマに挟まれる場合もあることから、狭く感じたりプレッシャーを感じたりてしまうことがあります。そういうストレスをなるべく緩和できるように、中央(第2走行車線)は3.75mにしてあります。

※ ※ ※

 すべての高速道路ではなく、一部の交通量が多いとされる箇所に存在する3.75mの第2走行車線は、同社の管轄内では、伊勢湾岸自動車道の豊田東JCT-四日市JCT区間、また、新名神高速道路の一部開通している3車線の区間などにあるそうです。

 交通量の多い片側3車線以上の高速道路では、左右の車線幅が3.5mで、中央の車線幅が3.75mと、その差はわずか25cmしかありませんが、いわれてみれば広い気がするくらいの感覚でしょう。

 5ナンバーの小型車の車幅は最大で1.7m、3ナンバー車はそれより大きいですが1.8m前後、大型トラックやバスは一部の例外を除いて最大で2.5mですから、車幅からすれば道幅3.5mと3.75mでは大きな差ではありません。

 しかし、この25cmが安心感を生み、両側に走行車がいてもストレスを感じないようになっていたのです。

 道が狭く感じたり、トンネルなどで天井が低く感じたりする場所では、無意識のうちにクルマのスピードを落としてしまい、そこから渋滞を引き起こしてしまうことがあります。小さな差ではありますが、交通を円滑に流すために、大きな役割を果たしているといえます。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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