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業界ニュース 2018.10.15

レッドブルのサンプリングカーってどういう構造?

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”翼をさずける”のキャッチコピーで有名な、「レッドブル」の巨大な缶を背負ったサンプリングカーは、全国各地さまざまにイベントに出没しています。WingTeamと名づけられたレッドブルガールがドライブし、各イベントに訪れるそうなのですが、サンプルドリンクを運ぶサンプリングカーは、どんな構造になっているのでしょうか?文・立花義人

レッドブルとは

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オーストリア人のディートリヒ・マテシッツが、東アジアの機能性飲料にインスピレーションを受け、エナジードリンクを製造・販売するため、1980年代に創立したメーカーが「レッドブル」です。同社はエナジードリンクの開発を行っただけでなく、ユニークな販売戦略を展開し、世界的な市場を開拓してきました。
マテシッツがモータースポーツファンだったこともあり、レッドブルではモータースポーツをはじめとした各スポーツで、広告や数多くのスポンサー契約を締結。ブランド戦略のために多額の費用をつぎ込み、世界的なシェアを拡大していきました。
このブランドの成長戦略の一環として、サンプリングカーを使用した試飲イベントを行っており、レッドブルガール(正式名称はWingsTeam)からドリンクをもらったという方もおられるでしょう。では、大きなレッドブルを背負ったMINIは、いったいどんな構造になっているのでしょうか。


サンプリングカーのベース車両

レッドブルサンプリングカーのベースとなっているのは、BMWMINIの3代目。F56型と呼ばれるタイプの、もっともベーシックなグレードのONEです。
イギリスの大衆車ミニをモチーフとしたアイコニックなデザインは、男女問わず惹きつけられるものがありますし、小柄でキビキビとした走りも、レッドブルの親しみやすいイメージにぴったりと合っています。
ちなみに、エンジンは1.2L直列3気筒DOHCターボ。6速AT車で、ホイールは標準仕様の15インチです。


サンプリングカーの仕様

レッドブルサンプリングカーの特徴である、大きなレッドブル缶。Bピラーから車両後方の屋根と窓部分を大胆にカットし、そこをパネルで塞いで、直径56cm、長さ155cmのレッドブル缶を背負うようなかたちで取り付けられています。この大胆なデザインは一目でレッドブルの宣伝であることがわかり、インパクトは抜群です。
筆者は大きな缶に、試飲用のレッドブルドリンクが入っているのかと思っていましたが、この缶はオブジェで内部は空洞なんだそうです。配布されるサンプルドリンクは、このオブジェの下、つまりもともと後部座席があった部分に入っています。
そこには冷却機能が備わる大型のクーラーボックスが設置され、ドリンクは車外から取り出すことができるよう、上面にハッチが付いています。シートの背面には、クーラーボックスの電源スイッチ、ハッチを開けるためのノブが備わっています。
サンプリングカーはこれらの改造によって、ベース車両と比較して車重が110kg程度増えています。全高も缶のオブジェがあるため2,160mmとハイエース並の高さです。じつは、車体後部から見ると、缶のオブジェの上方にはハイマウントストップランプが備わっており、安全性にも配慮されています。 
ちなみに、日本で走っているサンプリングカーのナンバーはすべて「283」となっており、これはキャッチコピーに含まれる「つ(2)ば(8)さ(3)」を表しています。皆さんは知っていましたか?



エナジードリンクの市場を切り拓いた先駆者とも言えるレッドブルには、存在感がありますね。現在の地位を築くために大きな役割を担ったサンプリングカーは、今後も全国を走り回ってエナジーを届けるに違いないでしょう。

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