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業界ニュース 2018.10.10

高速道路で運転が楽しいクルマ3選

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クルマで長距離移動をするとき、多くの方が高速道路を利用しますよね。サイバーな雰囲気の夜景や、季節で変わる山あいの眺め、時間ごとに変化する景色など、高速道路ドライブの醍醐味です。それとともに、自動車専用という環境は、運転を楽しむにもうってつけと言えます。ここでは、筆者がこれまでドライブした車種のなかから、高速道路で運転がより楽しくなるクルマを紹介します。文・赤井福

せっかくの高速道路だから

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まず、「高速道路で運転が楽しい」の定義をしたいと思いますが、皆さんはどう思いますか?
それぞれに意見があると思いますが、筆者は、アクセルをしっかり踏み込めてストレスなく加速する、直進安定性が高くフラフラしない、ステアリングを切ったぶんだけクルマが反応して曲がっていく、という3つの要素が、運転中の不快感や恐怖を消し、クルマと一体になって駆け抜けていく感覚を得られる要素になるかと思います。
では、高速道路で運転が楽しい車をいくつかピックアップしましょう。


(1)フォルクスワーゲンポロGTI

制限速度無制限区間のあるアウトバーンの国ドイツには、高速道路を楽しく走るのにぴったりなクルマがたくさんあります。なかでもコンパクトサイズながら、強靭な足まわりとパワーあふれるエンジンを積むポロGTIは日本の高速道路でも乗りやすい1台です。
試乗したなかで特に秀逸に感じたことは、合流や追い越しの際にしっかりとアクセルを開けられることと、切り込むにつれてギア比の高くなるプログレッシブステアリングのしっかりとした感覚です。
自分の手足の動きに対して、すぐにクルマが反応してくれる作り込みは、まさに人馬一体の感覚を得られます。車内も必要十分な広さで、ハッチバックのため、荷物も多く積み込めます。ロングドライブには最適のクルマです。


(2)トヨタプリウスG's/プリウスPHVGRSPORT

ハイブリッドならではの静粛性と燃費の良さが売りのプリウスですが、30系プリウスで登場したG'sグレードは、乗用車プリウスの印象をガラリと変えました。
スポット溶接ポイントを増やし、アンダーバーで各所が補強されたボディとシャシーは、標準のプリウスがもつフニャフニャ感は完全に消され、よじれることなくシャッキリした印象です。
専用のショックアブソーバーで足まわりが固められ、ローダウンされているおかげで、ステアリングの動きに対してもなめらかに追従してきます。
速度をあげていくと、たいていのクルマは”空気の壁”にぶつかり風切り音などが大きくなって不快に感じますが、燃費向上のため空気抵抗を極限まで減らしたプリウスは、空気の壁を感じることも少なく、横風に煽られることもありません。
エコで静かな大人のクルージングと、多少やんちゃな走りが両方楽しめるプリウスG'sは、長距離移動でもお財布にも優しく、楽しいドライブを提供してくれます。
現在の50系には、まだG'sの設定はなく、PHVにのみ同様の補強を施したGRSPORTグレードが用意されています。


(3)レクサスNX300FSPORT

欧州メーカーのSUVも数多く乗ってきましたが、大きさ・使いやすさ・価格・走行安定性を総合的に評価すると、NXに軍配が上がります。レクサス勤務時代、プロトタイプのサーキット試乗会で「これはいいクルマだ…」と唸ってしまった唯一のクルマです。
LS、IS、RX、GSFなどは、ターゲットのドイツ車と比較すると、多少劣っているかなと感じることがあったことも事実です。しかし、NXだけは高速領域でどれだけ走っても怖くない、不思議なSUVでした。
車高の高いSUVは旋回時にボディロールが大きくなり、旋回に対してワンテンポ遅れてロールしてくるため、遠心力を大きく感じて恐怖が生まれますが、NXのキャビンはロールが小さく抑えられ、セダンを運転しているような感覚です。
また、他のSUVと比べてショートデッキになっており、ホイールベースも短めなのですが、直進安定性は高く、コーナリングもスムーズです。富士スピードウェイを何周走っても飽きのこないSUVはNXだけでした。このクルマであれば、高速道路も実に快適に移動することができると感じます。筆者のおすすめは、2.0Lターボです。



どうしても単調になりがちな高速道路での移動。できるだけストレスかからないクルマを選んで、長距離の移動を楽しんでみましょう。


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文・赤井福
大学卒業後、金融業に従事。その後、6年間レクサスの営業マンとして自動車販売の現場に従事する。若者のクルマ離れを危惧し、ライターとしてクルマの楽しさを伝え、ネット上での情報発信を行っている。

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