現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマは所有よりシェアする時代へ 自動車メーカーも参入するカーシェアリングが拡大する理由とは

ここから本文です
業界ニュース 2018.10.8

クルマは所有よりシェアする時代へ 自動車メーカーも参入するカーシェアリングが拡大する理由とは

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■急速に拡大するカーシェアリング市場

 近年、「クルマを所有せず、必要なときにだけ使う」というクルマの使い方が増えています。昔からレンタカーサービスは存在しましたが、ここにきてカーシェアリングサービスが急速な勢いて拡大しています。

    クルマの維持費が安すぎる県のナゾ 自賠責、高速料金、ガソリン税も格安

 サービスを利用するには、カーシェアリング事業を行なっている会社の会員となる必要があります。現在カーシェアリング会員数で上位を占めているのが「タイムズカープラス」、「オリックスカーシェア」、「カレコ・カーシェア」の3社です。

 2002年に、オリックスがEVを使用したサービスを開始したことを皮切りに、2008年にはカレコが参入。そして、翌年にはコインパーキング事業大手のタイムズも加わることで市場が拡大していきます。

 そのなかでも、会員数トップとなるタイムズカープラスは、マツダレンタカーが2005年から展開していたカーシェアリングを引き継ぐ形でサービスを開始。当時は860人だった会員数も現在では100万人を突破しています。

 2位のオリックスも17万人、3位のカレコで5万7000人と、トップ3社の合計だけでも約123万人となることから、現在のカーシェアリング市場の盛り上がりがわかります。

『2017年度 乗用車市場動向調査(日本自動車工業会調べ)』の統計によると、クルマを保有していない10代から20代の社会人では、“クルマに関心がない人”の割合が57%、“クルマを買いたくない人”も54%と全体の半数を上回る結果となり、このことからも分かるように近年では「若者のクルマ離れ」が深刻化しています。

 若者のクルマ離れという状況のなかでも、タイムズとカレコのカーシェアリング会員の年齢構成は、20代以下が2割強を占めています。また、カレコによるアンケートによれば、若年層の『カーシェア検討理由』として、「クルマに触れる機会がほしかったから(12.8%)」という回答がほかの年代よりも高いです。

■カーシェアリング事業が拡大した理由とは

 カーシェアリング事業が拡大している背景には、どのようなものがあるのでしょうか。業界最大手のタイムズカープラスを運営するパーク24に話をうかがいました。

――カーシェアリングの会員数は急激に伸びていますが、その理由はなんでしょうか。

 カーシェアリングのサービス拠点、車両数が増加したこと、および利用が簡易であることが要因であると考えています。また、シェアリングサービスに対する人々の認識が大きく変わったことも要因です。駐車場代やガソリン代、保険代といった固定費がかからない、カーシェアリングの経済合理性に魅力を感じられた方が利用するようになったという面もあると思います。

 自動車メーカー自らが、カーシェアリング業界に参入する動きも出てきています。10代会員の割合の高さからみても、今後会員数はさらに増えていくと予想できます。とくに、都市部ではカーシェアリングが当たり前、という時代もやってくるかもしれません。

――今後のカーシェアリングサービスに向けた取り組みはありますか。

 公共交通とカーシェアリングを組み合わせて移動することにより、移動の効率化、環境負荷低減が図れます。駅近くや空港にカーシェアリング車両を配備できれば、利用者にとっての利便性も高まるので、公共交通との連携をさらに強化していきます。

――カーシェアリング会員の見通しについて教えてください。

 配備車両数の増加に比例し、会員数も増加傾向にあります。今後、当社は配備車両を増やしていくことから、この傾向は続くと思われます。

 加えて、カーシェアリングに参入する事業者が増えていることから、今まで以上にカーシェアリングを目にする機会や触れるきっかけが増え、会員数の増加が加速する可能性もあると考えております。

※ ※ ※

 マイカー所有やカーリース、レンタカーとは違う新サービスとして、確実に市場を拡大しているカーシェアリングの世界。今後は、自動車メーカーを巻き込んだ形で発展していくのかもしれません。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します