レゴから個性的なコンセプトカーまで気になるクルマ目白押し!
フランス・パリは芸術の都。「DS3クロスバック」のフロントライトは、「DS7クロスバック」と同様、順番にひっくりかえるギミックですが、「DS3クロスバック」のほうがよりアグレッシブなキラキラぶり。インテリアのダイヤモチーフも印象的です。
【美人自動車評論家】吉田由美の「わたくし愛車買っちゃいました!」その50
DSブースでは、奥に展示されていたコンセプトカー「DS X E-TENSS」もすごい! 左右非対称のデザインは、さすがDS! と感心しきり。助手席部分はまるでサイドカーのように独立し、運転席より広い。そして1枚革のレザーの手織りも凝っています。
会場で話題をさらっていたのは超高級車「ブガッティ シロン」のレゴ版。ハンドルやシートまでレゴ! しかも走る!
といっても時速20km/h程度ですが。100万点以上の部品が使われ、こちらは製作動画などもインターネットで公開されています。乗ってみたい(笑)
BMWはフルモデルチェンジした「3シリーズ」がパリサロンで世界初公開。世界中で人気の3シリーズですが、新型5シリーズに似た今ドキなBMWのデザインと先進技術を搭載。なかでもディスプレイのデジタル化は、見た目にわかりやすい進化です。
今年はバイクの展示も同時に行われ、二輪車の注目はスズキの新型「KATANA」。すでにケルンショーで発表され、賛否両論で意見が真っ二つとか。私も先代のほうが好きかも。ちなみにブースには「刀」と漢字で書かれたグッズが販売されていました。
スマートのEVコンセプト「フォー イーズ」がお披露目されましたが、ダイムラー社はスマートEVを利用して来年1月からパリでカーシェアリングを行うことも発表。そのことをコンファレンスでは「フランスとドイツの融合」と表現していました。
毎回、面白い企画展を開催している「パリサロン」。今回のテーマは「ROUTES MYTHIQUES(神秘的な道)」。日本車で唯一展示されていたのが2006年式「トヨタ ランドクルーザー」。アンカレッジから南米最南端ウシュアイラまで走破するラリーに出場したらしい。
今年のル・マン24時間レースで走ったピンクの豚カラー「ピンク・ピッグ」カラーの「ポルシェ911RSR」。ボディにはお肉の部位がシュールに描かれていますが、ショー会場ではル・マンで完売となったピンクTシャツが販売されていました。約60ユーロ。
会場内を往復する仏の鉄道会社「トランスデブ」の自動運転バスに試乗しました。前に車があったり近くに人がいるとまったく走り出さず、近くにいると強めにブレーキがかかったり。やはり人間のように感覚や経験値が必要なものはまだ難しいのかも。
会場内でも街中でも、とってもよく見かけた電動キックボード「Lime-S」(電動キックスケーター)。今、パリでは電動キックボードのシェアサービスが大ブレイク中。時々、電動一輪車タイプも見かけます。これなら手軽で持ち運びも簡単。乗りたかった~。
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