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業界ニュース 2018.10.6

電気式、シールドビーム、HID、LED…ヘッドライトの進化

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自動車のスタイリングは、時代とともに変化していくもの。当然、夜間に前方を明るく照らすヘッドランプも例外ではありません。1900年代のはじめに電気式ヘッドライトが生まれてから今日まで、日本ではどのようにヘッドライトが進化してきたのでしょうか?

日本のヘッドライトの歴史は電気式ヘッドライトから

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電気式ヘッドランプをガソリンエンジン車で使い始めたのは、1910年頃のことでした。イギリスのロールス・ロイスやフランスのグレゴワールが、同時期に採用を始めたと言われています。
それまでのヘッドランプといえば、石油やアセチレンを使ったもので、ろうそくのように火を灯したものでした。
日本では、1914年に快進社自働車工場が開発したダット2号が、はじめて電気式ヘッドランプを使ったとされています。


40年ののち登場したのはシールドビーム

1940年代になると、アメリカ市場からシールドビームの波が押し寄せてきます。
シールドとは密封という意味で、レンズと反射板で挟んだ密封空間に不活性ガスを閉じ込めています。つまり、ランプユニット自体が電球になっているわけです。故障したときにはバルブだけを交換することができず、ユニット交換費用が高くなることが問題でした。
とはいえアメリカでは、規格サイズのシールドビームの装着が義務付けられており、欧州車も日本車も装着しなければなりませんでした。この頃のメルセデスやボルボは、本国が角型ヘッドランプ、北米向けは丸型2灯というデザインでした。


スポーツカーの”顔”リトラクタブルライト

1960年代になると、リトラクタブルライトが登場します。
当時、カーデザインは空気抵抗を減らすために車体前部の高さを下げようとしていました。しかし、安全上の理由からヘッドライトを取り付ける高さに規制があり、限界がありました。この問題を解決するため、必要なときにだけライトが現れるこのリトラクタブルライトが採用されはじめました。
ヨーロッパでは、ロータスエラン(1962年)。日本では、トヨタ2000GT(1967年)に初搭載。1970年代以降のスーパーカーブームによって、リトラクタブル=スーパーカーのイメージが確率されました。


斬新な発想から生まれたHID

シールドビーム、リトラクタブルライトが登場した後は、長らくハロゲンランプが使用されていましたが、そこにHIDが登場しました。
キセノン、ディスチャージヘッドランプとも呼ばれるHIDは、フィラメントを持たずに、放電により発光するHIDは、それまでのハロゲンランプよりも明るく、消費電力が低いため発熱も少ないことが特徴でした。
ちなみに日本車でHIDを採用した最初の市販車は、日産テラノでした。


新世代のライト、LED

市販車のヘッドライトに、初めてLEDが標準装備されたのはレクサスLS600hです。LEDは、白い光がクールな印象を与える新しいライトです。ひとつひとつが小さく、それを集合させているためこれまでにないようなデザインが可能です。


アウディの最新レーザービームとは?

LEDの次に控えているヘッドランプが、2014年にアウディのレーシングマシンに装着されていたレーザービームヘッドランプです。
LEDの2倍の距離を照射し、光度は3倍にもなるレーザービームヘッドランプは、現在、アウディR8やBMWi8といった車両のハイビームとして使われています。
安全性を考えながら、より明るく進化してきたヘッドランプ。今後は、どんな進化をみせるのか楽しみですね。

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