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業界ニュース 2018.10.1

黒ナンバーの車ってなに?

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黒地に黄色の文字が描かれたナンバープレートを見かけたこと、ありませんか?大きさは軽自動車なのですが、通常の軽自動車は、黄色地に黒文字。それを反転させたように見える黒ナンバーとは、一体どのようなクルマなのでしょうか?文・吉川賢一

黒ナンバーとは

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黒ナンバーは、軽自動車を対象とした事業用ナンバーです。貨物自動車運送事業法の第2条に定められた、他人の需要に応じ、有償で自動車(3輪以上の軽自動車および2輪の自動車に限る)を使用して貨物を運送する事業のことで、正式には「貨物軽自動車運送事業」といいます。
ちなみに、普通自動車の事業用ナンバーは、一般的な白地に緑文字を反転させたもので、軽自動車の場合は、黄色ナンバーを反転させたものになっています。

黒ナンバーのメリット

軽自動車の事業用ナンバー(黒ナンバー)は、緑ナンバーに比べて、次のようなメリットがあります。
(1)届け出制のため、必要書類が揃っていれば1日で取得できます。緑ナンバーは許可制のため、車両や設備などの基準を満たしているかどうか検査があり、手続き終了までに数ヶ月かかることもあります。
(2)1台から取得できます。普通自動車を使った事業の場合、複数台の車両で申請する必要があるのですが、黒ナンバーは1台から可能なので、個人で事業を始めやすくなっています。
(3)登録免許税がかかりません。緑ナンバーを取得する際には、登録免許税を支払わなくてはなりません。
(4)黒ナンバーは、営業用車両なので、自家用車に比べて税金が安いというメリットがあります。黄色ナンバーと比べて、自動車重量税や軽自動車税が安くなります。
平成29年5月1日以降の自動車重量税は2,600円。1年目のエコカー以外の0.5トン以下の自家用車は4,100円です。また毎年、市町村に支払う軽自動車税は、平成28年度の改正により、事業用の貨物車が3,800円、自家用乗用車は10,800円となっています。毎年支払うものなので、この差は大きいかもしれません。


黒ナンバーの取得方法

貨物軽自動車運送事業は、届け出制です。事業を始めるときに、国土交通省の下部組織である運輸支局に、事業の届出を行います。4ナンバーの軽自動車であれば黒ナンバーの対象になります。
(1)運輸支局で、「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「事業用自動車連絡書」「運賃料金設定届出書」「車検証のコピー」を提出します。届出書は、提出用と控用があり、控えは事業証明に使える書類となりますが、再発行はされないため、大切に保管しておく必要があります。
(2)運輸支局で連絡票が発行されます。
(3)軽自動車検査協会で、(2)の連絡票を添付して、事業用の車検証とナンバープレートを発行してもらいます。



黒ナンバーのデメリットは、車両保険が高めになること、乗用車として使っている車を事業用に転用する場合、貨物車としての条件を満たすために、座席を減らさなくてはいけないことがあります。
黒ナンバーは事業用の貨物車両に発行されるため、4人乗りの乗用車5ナンバーのままでは発行してもらえないのです。

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(CarMe カーミー)

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