現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 道路の「ゼブラゾーン」走行や駐車は違反になる? 黄色線や類似表示に注意が必要の場合も

ここから本文です
業界ニュース 2018.9.28

道路の「ゼブラゾーン」走行や駐車は違反になる? 黄色線や類似表示に注意が必要の場合も

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■ゼブラゾーンの通行は違反になるのか

 街中や高速道路の合流地点などで、白い斜線を見かけることがあります。一般的に「ゼブラゾーン」と呼ばれる路面標示で、正式名称を「導流帯」といいます。

    減っているのに増えている! 「東京モーターサイクルショー」過去最多の来場者数

 交差点などの右折レーン手前や車線が増える手前、道路が分岐する所などの『車両の走行を誘導する必要がある場所』に表示されているこのゼブラゾーンですが、多くのドライバーはきちんと避けて走行しています。では、ゼブラゾーンを走行したらダメなのでしょうか。

 ゼブラゾーンは、道路交通法の『道路標識、区画線及び道路標示に関する命令』で規定されています。これによりゼブラゾーンは『車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設けられた場所であること』とされています。

 そのため、ゼブラゾーン=導流帯は読んで字のごとく、走行の流れを誘導するための物であり、法律上「侵入してはいけない」とは明示されていません。

 街中を走行中に路上駐車車両を避ける際など、ゼブラゾーンを通行する可能性もあります。実際に、ゼブラゾーンを走行したら罰則があるのか、警察庁広報室に話を伺いました。

──ゼブラゾーンを走行した場合、罰せられることはありますか。

 道路交通法上、導流帯の指示標示がある場所を通行することに対する罰則はありません。ゼブラゾーンの表示の意味は「車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設けられた場所であること」であり、その通行は禁止されていないものの、車両が通行することは想定されていません。

 また、ゼブラゾーンの中には、区画線「道路中央線」や路線表示「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」、道路標示「中央線」が設置されているものもありますから、場合によっては罰則の対象となります。

──ゼブラゾーン上に、駐車することは可能ですか。

 ゼブラゾーンの意味は「車両の安全かつ円滑な走行を誘導するたに設けられた場所であること」であり、その場合における駐車は禁止されていないものの、車両が駐車することは想定されていません。

──ゼブラゾーンを走行して事故を起こした場合、罰則が重くなりますか。

 車両の位置関係および安全確認の有無等について捜査を実施し、過失に基づく人身交通事故の場合は、事件送致となります。どのような過失になるかについては、事件ごとの捜査になるため、一般的なお答えはいたしかねます。

■ゼブラゾーンに似ている道路標識に注意

 道路標示には、ゼブラゾーンに似たものがいくつかあります。似た道路標示には「安全地帯」と「立ち入り禁止部分」があります。

 道路交通法では、安全地帯や、立ち入り禁止部分は交通法第十七条第六項の道路標示により『車両の通行の用に供しない部分であることを表示すること』と明記されています。

 ゼブラゾーンとよく似た安全地帯や立ち入り禁止部分、どのような違いがあるのか、前出の警察庁広報室は次のように話します。

──ゼブラゾーンと安全地帯では明確に違いがありますか。

 ゼブラゾーンは、車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設置されているもので、安全地帯は島状の施設が設けられていない場所において、路面電車に乗降する者、または横断している歩行者の安全を図るために設置されています。

 立ち入り禁止部分は車両の通行の用に供しない道路の部分を指定することにより、車両の立ち入りを禁止するために設置されています。

──安全地帯や立ち入り禁止部分はどのような場所に設置されていますか。

 安全地帯は、路面電車の停留所または横断歩道が長い広幅員道路などの横断歩道中間地点で特に必要と認められる道路の部分に設置されています。

 立ち入り禁止部分は、原則として見通しの悪いカーブ、その他道路形状等から車両の衝突等の危険が高い場所のほか、車線数が減少する場所や中央線が変移する場所、その他危険防止上交通の導流がとくに必要である場合に設置されています。

──安全地帯や立ち入り禁止部分に侵入した場合、どのような罰則が有りますか。

 道路交通法第17条第6項において、『車両は、安全地帯又は道路標識等により車両の通行の用に供しない部分であることが表示されているその他の道路の部分に入ってはならない』ことが規定されており、これに違反した場合の罰則については、道路交通法第119条第1項において、『3月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する』となります。

※ ※ ※

 以上から、ゼブラゾーンは走行を禁止するものではありません。しかし、むやみに走行してしまうと、ゼブラゾーンの認識が異なるドライバーとの事故を誘発してしまう可能性もあります。ゼブラゾーンを走行する際は細心の注意が必要です。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • yas*****|2018/09/28 11:17

    違反報告

    対向車線の中央部分に広いゼブラゾーンがある道では、
    右折したい車はゼブラゾーンに入って待てば良いものを、
    ゼブラゾーンを避けて車線内で停車して対向車が途切れるのを待ってる車がある。

    有効に使えば円滑かつ安全な走行ができるから、
    ゼブラゾーンの認識が異なるドライバーが居る、で止めずに
    正しい理解の浸透を願います。
  • yam*****|2018/09/28 11:16

    違反報告

    歯切れの悪い書き方 の見本
    途中で 読むのを あきらめました
  • bws*****|2018/09/28 12:46

    違反報告

    こういった定義や罰則が曖昧な道路標識が増えて来ると、道路上の視覚効果で速度を抑制する為のペイントなどと相まって走行中に目から入って来る情報が無駄に増えるので止めてもらいたい。
    ゼブラゾーンが終わってから右折レーンへ進路変更する車と、ゼブラゾーンを全く無視してゼブラゾーンの上を直進して来る車との交通トラブルを頻繁に目にします。かえって事故を誘発する恐れがあります。

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します