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業界ニュース 2018.9.26

まるで巨大な駐車場、スピーディにギッシリ詰める作業員のスキルに驚き…スバル車船積みの現場

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SUBARU(スバル)は日本で製造した車両を年間数十万台も国外へ輸出するが、船積みのための埠頭のひとつが川崎市の扇島にある。そこに横付けされた自動車運搬専用船のなかで、新型『フォレスター』を積み込んでいく作業を見学。それは、まるで巨大な立体駐車場のようだった。

「ヘラクレスリーダー(HERCULES LEADER)」は日本郵船が約120隻所有する自動車運搬船用船のひとつ。全長199.94×幅32.26×高さ44.98m(海面下も含む)。外から見ると巨大な倉庫のようだ。間近に見ると何とも言えぬ迫力がある。いっぽう、船内は12層に分かれていて、それはさながら12階建ての立体駐車場である。この船は乗用車換算で4900台を積載できるが、4900台が収まる駐車場を想像してみればその異次元のサイズがわかりやすいだろう。

    新型フォレスターはやっぱりパワートレーンが物足りず。先代のターボが恋しい

今回、そこに北米向けの新型フォレスターを積み込んでいく様子を見ることができた。車両と車両の感覚は左右方向で10cm、前後間隔は30cmを基準に目測で“ぎゅうぎゅう”に並べられていくのだが、まず驚いたのはその正確さとスピードだ。ピタリと場所を決めていくのにもかかわらず“切り返し”といった余計な作業はまったく見られず、驚くほどの早さで整然と並べていく技術は、まさに職人技である。その駐車技術は尊敬に値すると感じた。ドライバーと誘導員がセットになり積載車両の位置決めをするチームは、1チームで1時間あたり100台、1日で600台の車両を積付けしていくという。

今回は車両積載の様子のほか操縦室や機械コントロール室、エンジンルーム、船員の部屋、食堂などを見ることができたが、圧巻だったのはエンジンの巨大さだ。メインエンジンは2ストロークの8気筒で、総排気量や約64万9980cc。燃料はC重油で最高出力2万1128馬力をわずか104回転で発生する、クルマとはまったく常識違いのエンジンだった。

その大きさはエンジン単体だけで大型トラックほどのサイズ感で、ボアは600×ストローク2300mm。エンジンルームにはスペアのシリンダーライナー(航海中でもトラブル時には船員が交換できるよう積載が義務なのだそうだ)が置いてあったが、まるでマンガ「ドラえもん」で空き地に置いてある土管のような巨大さ。僕らの常識との次元の違いに感動すら覚えた。ちなみに航海中は1日あたり550kmほど動き、おおよそ5000klの燃料を消費するのだという。

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(レスポンス 工藤貴宏)

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