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業界ニュース 2018.9.24

価格・振動・排ガス… 問題点も改善? 新たに導入するメーカーも 「ディーゼル車」の魅力とは

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■ディーゼルが抱えている問題点とは

 いまクルマを購入するとき、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車(以下、ディーゼル車)、ガソリン車とエンジンの種類で迷うユーザーもいるでしょう。海外では乗用車でディーゼル車をラインナップしているメーカーが多いですが、国産車も少数車種ながら、ディーゼル車を新車で買うことができます。

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 ディーゼル車に使用される軽油はガソリンと比べると低価格で、1リッターあたりの燃費も良好です。少ない燃料で大きな力を生み出せるのがディーゼルエンジンの特徴であり、メリットです。しかし、それによる弊害も出てきてしまっているのも事実です。

 トラックなどのエンジン音を聞いていただければ分かるように、「ガラガラ」とディーゼルエンジン特有の大きな音がしています。最新のディーゼルエンジンは騒音については、以前よりも驚くほど改善されていますが、やはりガソリン車に比べれば音も振動も大きいです。

 ほかの問題点として窒素酸化物(NOx)の排出があげられます。エンジン内で高圧に圧縮された空気中の窒素が、燃料の燃焼の影響で酸素と結合し窒素酸化物が発生します。そのため、排ガス基準を満たすためにさまざまな後処理装置が必要となり、ガソリン車よりも高価な装置や部品が使われ、結果、車両価格が高くなっていましました。

 昔は黒い煙を出すというイメージでしたが、今は黒い煙を吐いているディーゼル車はほとんど見かけません。これはPM(粒子状物質)と呼ばれる未燃焼の燃料による「すす」ですが、後処理装置でクリーンにできました。しかし、高価な装置なので、前述のように車両価格が高くなります。

■ガソリン車との差がなくなってきた最新ディーゼル車

 このようにディーゼルエンジンの振動や音は大きく、排気ガスの浄化に課題を抱えていましたが、新しい取り組みで低減している例もあります。マツダはこれまでのディーゼルエンジンとは違った方法でデメリットを解消しようとしています。クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を開発しているマツダにうかがいました。

──マツダでは、ディーゼルエンジンにどのような改良を施していますか。

 マツダのディーゼルと他社との違いは、エンジンを低圧縮比にすることでエンジンのノック音を低減しています。他にも、低圧縮比にすることでエンジンの強度を従来に比べて高くする必要がなくなり、軽量化もできました。また、NOxやPMなどの発生を抑えることで、後処理装置を撤去することができ、価格も抑えられ、ガソリンエンジンと遜色ないところまで来ています。

 それでいて、ディーゼルエンジンのパワフルさを残しながら高回転までスムーズに走ることができるのが特徴です。

 また、他社が採用している後処理装置の「尿素SCR装置」を使わないことで、定期的に尿素水を補充するわずらわしさもない、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのイイトコドリをしたのが弊社のエンジンの特徴だと考えています。

■ディーゼルエンジンは、どんな人にお勧め?

 マツダのような取り組みではなく、従来通り排ガスを後処理をしているメーカーもあります。多少高価になったとしても、燃費、パワーなどメリットが大きいのことを重視しているということでしょう。そこで、ディーゼルエンジンを搭載するクルマは、どのようなユーザーに向いているのか、今年からディーゼルエンジン車を国内導入したフォルクスワーゲン・グループ・ジャパンにうかがいました。

──ディーゼルエンジン車は、どのようなユーザーにお勧めですか。

 普段の生活において、どのようなクルマの使い方をされるかがポイントになると思います。一年間のうち、週末によく遠出をされ、走行距離が長い方にはディーゼルモデルをお勧めします。フォルクスワーゲンでは、現在「ティグアン」「ゴルフ トゥーラン」「パサート」にディーゼルエンジンを搭載していますが、燃費の良いディーゼルエンジンを選ぶお客さまは、趣味で遠出をされる方が多く、パサートではセダンタイプよりもワゴンタイプを選ぶ方が多いです。

──ガソリン車は、どのようなユーザーにお勧めですか。

 週末においても、街中でお買い物程度の走行をされる方に対しては、ガソリンモデルをお勧めします。ガソリンモデルのほうが、比較的ではありますが音が静かであることや、多少の扱いやすさではガソリンモデルに利点があります。お客様のライフスタイルによって車を提案しております。

──ディーゼルエンジン車の特徴はありますか。

 ディーゼルエンジン車の良さは、非常にトルクが強く、力強い加速が体感できる事です。また、燃料がガソリンと軽油では、軽油のほうが低価格で提供されていますので、長距離を走るなら軽油のほうが経済的です。

──力強い加速とは、どのようなときに体感できますか?

 例えば高速道路や郊外の大きな道路で、制限速度が60?や80?の道路に入った時などに、力強い加速を体感できると思います。

※ ※ ※

 ディーゼルエンジンは長距離に強く、毎週末に遠出をするようなライフスタイルのユーザーにはピッタリだということがわかりました。また、技術の進歩により、懸念されていたデメリットも解消されつつあります。

 いま、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン、ハイブリッド、電気自動車とクルマの動力源は多様化しています。自分のライフスタイルに合ったクルマで楽しいカーライフを送ってみてはいかがでしょうか。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • cre*****|2018/09/24 17:04

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    世界中でスカイアクティブディーゼルを拡販し、静かでクリーンなトラック、バスを普及して欲しい。
  • tak*****|2018/09/24 17:54

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    ディーゼルは直接噴射のため、不完全燃焼は煤が溜まりやすくなる。(ガソリン車も直接噴射増えて煤は溜まりやすくなってますが…)
    つまり低回転を常用する街乗りメインでは、ディーゼル車の特性と合わない。

    適度に回して完全燃焼を行える環境で使うユーザー、そして上記を理解出来ればクリーンディーゼル特有のトラブルは大きく減ると思う。

  • p6g*****|2018/09/24 17:03

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    デミオなんてチョイ乗りメインじゃないのかなぁ。

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