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業界ニュース 2018.9.22

クルマの走行距離 バック走行もカウントされる? オドメーターのしくみとは

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■バックの走行距離は「積算」「無カウント」「減算」どれ?

 クルマには、総走行距離を示すオドメーターがついています。区間距離を積算するトリップメーターの場合はユーザーがリセットできますが、総走行距離はそのクルマの価値を判断する重要な指標でもあり、オドメーターはユーザーが操作できないようになっています。

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 当然ながら前進すれば走行距離にカウントされ、オドメーターの数値が積算されていきますが、バックの場合は走行距離にカウントされているのでしょうか。前進したときと同様に走行距離として積算されるのか、あるいは無カウントか、バックすると逆に減算されることも考えられます。実際どうなっているのか、ホンダに聞きました。

――バック走行は走行距離にカウントするのでしょうか?

 バックも走行距離にカウントされます。無カウントではありません。

――昔は違ったのでしょうか?

 1960年代くらいまではバックで戻すこともできたそうですが、いまはそのようなことはありません。

※ ※ ※

 オドメーターは現在ではデジタル表示のものが多いですが、かつては、それぞれの桁数のダイヤルがひとコマずつ回っていくアナログの機械式が普通。なかでも古いものは、タイヤの回転を機械的にメーターに伝えて走行距離をカウントしていたため、逆回転すればメーターも逆回転する仕組みだったのです。

■メーターの逆回転、いまは無理…?

 オドメーターの逆回転が可能だったころは、中古車販売店などで走行距離を少なく見せようと、わざとバックするなどしてメーターを戻すことも半ば公然と行なわれていたといわれます。

 しかし現在は、アナログ表示のメーターも含め、車速センサーからの電気信号によって走行距離をカウントする電気式が主流。バック走行も走行距離として積算されるようになっています。

 電気式のオドメーターが登場したことで、これを不正に巻き戻すことは減ったものの、いまなお根絶されてはいません。2000年代には国土交通省も対策に乗り出し、車検を受けるたびに書き換えられていた車検証の走行距離記録について、最新の車検時の記録と前回の車検時の記録が併記される方式に改められました。

 さらに2017年からは、走行距離が前回の数値と逆転した場合、過去の車検における「走行距離記録最大値」も記載されるように。仮に少しでも戻せば、わかるようになっているのです。

 ちなみに、オドメーターが1kmを加算する基準はJIS(日本工業規格)によって定められています。それによると、クルマ用の機械式メーターは、駆動軸が637回転するごとに距離1kmを表示する割合に設定されており、電気式の場合も、この数値を基準とした計算式に基づく割合で表示されます。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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