現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > メルセデスとトヨタから登場したミラーレス自動車、名称の統一を望みたい

ここから本文です
業界ニュース 2018.9.18

メルセデスとトヨタから登場したミラーレス自動車、名称の統一を望みたい

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

クルマのミラーレス化、つまりドアミラー(後写鏡)をカメラとディスプレイに置き換えるというシステムが、間もなく公道を走り始めます。ほぼ同じタイミングで、ダイムラーはメルセデス・ベンツのトラック「アクトロス」に、トヨタはフルモデルチェンジするレクサスESにミラーレスのシステムを搭載することを発表しました。

いずれも空気抵抗や前方の死角を低減するために採用したとアナウンスしていますし、荒天時での視界確保にも有効と期待されるシステムです。またデジタル化したことを活かして、シーンに合わせた最適な表示も可能となっています。たとえば、これまでの鏡を使ったドアミラーでもリバースギアに入れたときにミラー角度を自動的に最適化するといった工夫はありましたが、トヨタ(レクサス)はレンズのズーム自体を変えて画角を広げるといったことまで可能としています。

    MINI、公道を走るレースカー“GP”のコンセプトカーをNYショーで披露

そうしたこともあって、レクサスは『デジタルアウターミラー』と名付けていますし、メルセデスも『ミラーカム』と呼んで、先進性やオリジナリティをアピールしています。こうした先進技術は、広報宣伝的な視点でいえば他社との差別化に“使える”ツールですから、独自の名前を付けたくなる気持ちは十分に理解できます。

しかし、すでにミラーレス化については保安基準でCMS(カメラモニタリングシステム)と名称が決まっているのも事実。かつてABSについて、メーカーごとにいくつもの呼び名が生まれ、分かりづらいという指摘があり、結果的に名称を統一したということがありました。CMSについては慣れの問題などから標準装備化への反発もあるでしょうが、メーカーごとに独自の名前を付けず、名称統一することで普及が進むのではと考えられるのではないでしょうか。

レクサスのシステムが今後の基準になるとすれば、ウインカーに連動して画角が広がること、雨滴の影響が少ないこと、明るさ・暗さに強いことなど、ヒヤリハットが減ることが期待されるCMSですから、普及促進は大事といえそうです。

もっとも、横滑り防止装置について国土交通省などはESCという略称を使うことで、統一化を図っているにもかかわらず、各メーカーは独自のネーミングをやめることはありませんし、それでユーザーが混乱しているという指摘があるわけでもありません。CMSについては、見れば付いているのがわかる装備ですから、あえて名称の統一にこだわる必要はないのかもしれません。

文:山本晋也
自動車コミュニケータ・コラムニスト

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(carview! 編集部)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します