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業界ニュース 2018.9.13

ボランティアがクルマを電源供給車として提供!「災害時協力登録車制度」とは

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■災害時にボランティアが避難所の電気を供給

 東京都練馬区は「災害時協力登録者制度」を2018年6月から実施しています。これは、練馬区内の区民や事業所などがボランティアとして、所有するプラグインハイブリッド車や電気自動車などを提供し、外部電源供給のためのアダプターにつないで災害時に避難拠点の電源として活用するものです。すでに、日産自動車が販売店にあるリーフの試乗車を無償貸与することを発表して話題になった制度です。

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 活動は震度6弱以上の地震が発生した場合に、事前に指定された避難拠点にクルマを持ち込み、外部給電ができなくなるか、避難拠点周辺の電力が復旧するまで電源を提供するというものです。

 自動車を避難所の電源として区民が提供する取り組みは、東京23区では練馬区が初となります。この制度の詳しい情報を練馬区環境部環境課の担当者に聞いてみました。

──この制度を始められたきっかけはなんでしょうか。

 この制度の背景は2016年3月に『練馬区エネルギービジョン』を策定したことにあります。東日本大震災の経験を踏まえて、地域全体のエネルギーセキュリティの確保を含めた計画を立て、そのなかに災害時にプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)を避難拠点で、緊急電源として利用することを盛り込んでいました。

──どれくらい区民の方の登録があるのでしょうか。

「災害時協力登録者制度」が6月にスタートして現在のところ登録は4台です。あくまでも区民のボランティアですので、もちろん災害時には自身の安全を確保したうえで、協力していただくことになります。9月6日に発表された日産自動車との協定によって、この取り組みがさらに進みました。

■制度に参加できるクルマの種類は?

 登録できる車両はプラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車となっていますが、現在、練馬区では外部に電源を供給する機器として、ホンダの可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」を用意しているため、それに対応したクルマであることが条件です。

 2018年7月現在の接続確認済み車両は日産「リーフ/e-NV200」、トヨタ「ミライ」、三菱「アウトランダーPHEV」、ホンダ「クラリティFUEL CELL/クラリティPHEV/フィットEV」となっています。

 なお、練馬区によれば『災害時協力登録者制度』はボランティアなので、ボランティア保険を区が負担する以外に、限定ステッカーを配布するのみと、それ以外の特典は用意していないということです。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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