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業界ニュース 2018.9.10

クルマを「安く買って高く売る」が個人売買の魅力 でも注意するポイントはある?

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■個人売買での購入における注意点とは

 クルマを「購入」「売却」する方法はいろいろ存在します。ディーラーで新車購入に伴う下取りや、中古車買取業者での査定などが一般的です。最近では、個人売買を扱うさまざまなサービスが展開され、以前に比べて不安要素は少なくなっているようですが、実情はどうでしょうか。

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 クルマの個人売買といえば、昔は自動車専門誌の「売りたし買いたし」欄が主流でしたが、いまやネットの個人売買サイトや、オークションサイトを使うのが、一般的ではないでしょうか。では、実際にクルマの個人売買を行なう際に、どのような部分に気をつけたほうがよいのでしょか。今回、長年にわたりディーラーでの中古車・新車の売買のみならず、個人売買を多数経験してきた方に取材する機会があり、個人売買での「購入」ついて話を伺いました。

──個人売買で購入する不安はないのでしょうか。

 正直、ないとはいえません。ただし、買って後悔しないためにも過度な期待を抱かないことと、仮に失敗しても問題ない購入金額であることを心がけています。おかげで大失敗ということはありません。逆に立派な店構えの中古車店で、とくに説明なしで事故車を掴まされたこともありますので、個人売買が不安で、中古車店が安心とはいい切れないと思っています。

──取引ではどんなことに注意したらよいのでしょうか。

 人気があって相場が割高なクルマは、用心して近づかないことにしています。理由は、人気があるので多額の修理費を出しても直すようなクルマだから、事故車が混じっていることもあります。不人気車であれば、事故で駄目になってしまった場合、廃車を選択するケースが多いので、事故車の確率が減るというのが持論です。経験でも実際そのとおりになっています。

 実際のチェック方法は、エンジンルームや車体の下回りを見たり、エンジン音を聞いたり、走らせたりして最後に全体的な佇まいを感じとるようにしています。

 また、販売店に並んでいるクルマと違って、譲り受けるまで毎日使われていた場合もあるので、とても調子の良いクルマに出会うこともあります。でも、中古車特有のトラブル要素(欠陥や消耗品の寿命など)があるので、整備費や修理費を見込んだ予算内で判断するようにしています。実際に、修理が必要だったクルマでは、総費用が一般的な中古車店で買う金額に近くなってしまうこともありますので。そのあたりを見極めるのがポイントです。

※ ※ ※ ※

 実際に買った場合、個人売買では名義変更などの手続きを自分でする必要があります。この点については、慣れれば難しくはなく、いまは『自動車検査登録事務所』のホームページに手続方法や必要な書類の案内が掲載されていますし、インターネット上に個人の体験談など多くの情報があるので困ったことはないそうです。

 中古車店で買うよりも費用を抑え、自分でクルマのコンディションを仕上げていく楽しみもある個人売買ですが、手間やリスクもつきものです。クルマの知識がなく、トラブルなく実用的なクルマを必要とするなら、保証のある中古車販売店で購入するほうがよさそうです。

■「いくらで売れる」より「いつ売れる」を重視すべき

 個人売買では、「売る側」になる場合もあります。自分が購入する場合には不安要素があり、細かく気になるものですが、じつは、売る際にもいろいろと押さえておきたいポイントがあるようです。

 前出の方に今度は「売る」についてもお話を伺いました。

──高く売るにはどうしたらいいでしょうか。

 まず、過度に「クルマを高く売る」というのは非現実的です。それよりも必要なタイミングに、適切な価格で処分できることを第一に考えたほうがいいです。例えば、高く売れる可能性があるからといって、買い手が付くまで何か月も待つことはできません。駐車場代や売れずに維持していくための費用を払い続けなければなりませんし、なにより売却代金が入らなければ次のクルマも買えないかもしれません。

 そのため、「売りたいときに売れる」ことが重要です。個人売買が有利か、業者の買取や下取りがよいかは車種や相場、タイミングで変わります。まずはネットオークションの取引実績や買取店の相場表、中古車店での販売価格を調べてみます。

 そして、売却時に見込まれる価格によって、個人売買か、ほかの手段かも考えます。私の場合はこのように考えています。10万円から20万円程度しか見込まれないならネットオークションを含む個人売買です。その上となると人気の程度や買い手が付くまでどれだけ待てるかで、買取業者に託すかどうか分かれます。100万円以上が見込まれるなら基本は買取業者です。

 反対に個人売買でも2万から3万円しか見込まれないなら解体業者に持ち込んで「資源」として引き取ってもらいます。わずかでもいいからお金を受け取り、諸費用を払い戻したほうがお得ということもあります。

※ ※ ※ ※

 個人売買の場合「高く売って安く買う」がメリットとしてありますが、その反面、詐欺行為以外のトラブルは自己責任になりかねないデメリットもあります。ネットサービスの充実で以前よりも個人売買のハードルは下がりましたが、100%トラブルを避けることは難しいでしょう。

 また、取引を行なう上で個人情報のやり取りも発生します。登録車(軽自動車以外)の場合は印鑑証明などの重要な書類が必要なので、取扱いにはとくに注意が必要です。

 個人売買におけるポイントとは、当然のことですが取引相手との「信頼」が重要といえます。

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(くるまのニュース くるまのニュースライター 正田拓也)

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