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業界ニュース 2018.9.1

川崎重工の新しいLNG運搬船「ENSHUMARU」、引き渡し完了

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川崎重工は、8月31日、川崎汽船株式会社および東京センチュリー株式会社向け164700m3型LNG運搬船「ENSHUMARU」を引き渡した。

「ENSHUMARU」は、2016年に運用が開始された新パナマ運河を通峡できる船型として、川崎重工が開発した164700m3型LNG運搬船の第3番船。世界の主要なLNGターミナルへ入港できる従来船の船体寸法を維持しつつ、カーゴタンクを大型化し、LNG積載量を増加させることで、LNG輸送コストの削減と船主の多様なLNGトレードに柔軟に対応する。また、船体構造を改良して重量を軽量化するとともに、水線下の船体形状の最適化を図ることで、推進性能を最大限に高めている。

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 さらに、主機関に川崎重工が開発した再熱式蒸気タービン推進プラント「川崎アドバンストリヒートタービンプラント(川崎URAプラント)」を搭載することで、輸送効率を大幅に向上させている。 

 川崎アドバンストリヒートタービンプラント(川崎URAプラント)とは、高圧タービンを回転させた蒸気を一旦ボイラに戻し、再加熱後に中圧タービンへ送り返すという再熱サイクルを採用し、熱効率を大幅に高めた蒸気タービンプラントのこと。2011年9月に川崎アドバンストリヒートタービンプラントの初号機を搭載したLNG運搬船が就航している。「ENSHUMARU」では、初号機での海上試運転、実航海で得られたデータに基づき、さらに改良を加えた蒸気タービンプラントを搭載している。


<主要目>
 
全長:293.00m
長さ(垂線間長):280.00m
幅(型):48.90m
深さ(型):27.00m
満載喫水(型):12.20m
総トン数:127.088トン
載貨重量トン数:83.708トン
貨物倉容積:165.257m3(-163℃、100%において)

主機関
川崎URA-400型再熱式蒸気タービン機関×1基
連続最大出力26800kW×70回転/分
航海速力:約19.5ノット
定員:48名
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ

 <特 長> 
 
1)4個のモス型球形独立LNGタンクを持ち、合計で165.257m3の貨物タンク容積を有する大型LNG運搬船。
 
2)LNGタンクの防熱システムには、川崎重工が独自に開発した川崎パネル方式を採用し、高い防熱効果によりLNGの蒸発率を約0.08%/日以下としている。
 
3)主機関に「川崎URAプラント」を搭載し、従来の147000m3型LNG運搬船に比べ、25%以上の輸送効率向上を図っている。
 
4) 貨物タンク区画は、二重船殻、二重底構造とし、LNGタンクはその内側に配置されているため、万一の船体損傷時でも直接タンクに損傷が及ばないよう安全に保護されている。
 
5)操舵室は、最先端の電子航海機器を集中配置して操作性の向上を図るとともに、全周に窓を配置して360度の視界を確保している。

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(MotorFan MotorFan編集部)

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