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業界ニュース 2018.8.25

ユーノスロードスター、ユーノスコスモの"ユーノス"ってなに?

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平成の自動車を語るとき、必ずと言ってよいほどピックアップされるのが、世界的なブームの引き金となったユーノスロードスターや、市販車では唯一3ローターエンジンを搭載したユーノスコスモです。本来、マツダであるはずの2台ですが、どうしてこの時代には、ユーノスを名乗っていたのでしょうか?またどうして、ユーノスは消えてしまったのでしょうか?

マツダの5チャンネル計画で誕生したブランドの1つ

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ユーノスというのは、1989年から1998年まで存在したマツダの販売ブランドのひとつです。1989年といえば日本経済の絶頂期であったバブル時代。その時代、各メーカーは自社の販売網を広げるため、チャンネルを増やしていました。
そのなかでもマツダは、車両の購入層に合わせるように販売チャンネルを5つに分ける戦略をとることになります。5つのチャンネルとは、車種を幅広く取り扱うマツダ店、スポーツカー計高級路線のアンフィニ店、小型をメインとしたオートザム店、フォードを取り扱っていたオートラマ店、そしてプレミアムモデルを扱うユーノス店という構成でした。
ちなみにユーノスは、ラテン語のEu(喜び)と英語のNumbers(集まり)の造語で「喜びのコレクション」という意味です。

当初の計画を失敗したユーノスブランド

5チャンネル体制としたことで、最盛期には3,000店を超える系列店があったマツダですが、バブル経済の崩壊ととともに業績が悪化。アンフィニ店との統合が行われ、マツダアンフィニ店となりユーノスは消滅しました。
しかしその短い存命期間に、ユーノスは、ロードスターとコスモ、さらには500、800といった、クルマ好きをワクワクさせる車種を多数世に送り出しました(もっともこれが不振のひとつの要因にもなるのですが…)。
とくにコスモは、ダイナミックで優雅なボディに、市販車では唯一の3ローター×シーケンシャルツインターボエンジンを搭載。贅沢なインテリアなど魅力はあったのですが、生産コストや燃費など、メーカーにもユーザーにもお金のかかる車となっており、ユーノスブランド消滅とともに生産が終了されてしまいます。


1998年に「マツダロードスター」へ

一方、ライトウエイトオープンカーというジャンルを世界で復活させ、現在も販売されているロードスターの祖もユーノス店の販売でした。
当時、世界中の自動車メーカーが見限っていた、手の届きやすいオープンカーというジャンルを復活させ、後にメルセデス・ベンツSLK、BMWZ3、ポルシェボクスターが生まれる下地を作りました。
しかし、そんな名車を生産・販売していたユーノス店は1996年に消滅。さらに2016年には、残ったオートザム、マツダ、アンフィニ店、すべての店舗で同じ車種を購入できるようになっています。
現在、独立した国内自動車メーカーとして車の開発・販売を行っているマツダ。今後も、ユーノスのような個性豊かなモデルを世に送り出してくれることを期待しましょう。

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(CarMe カーミー)

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