■サーキット走行への近道 BMW Mを心意気なく楽しめるモデル登場
ビー・エム・ダブリューは、BMW M2クーペに3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、剛性や制動力を強化し走行性能を高め、デザインも一部一新した新型「BMW M2 Competition(コンペティション)」を発表しました。
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新型「BMW M2 Competition」導入についてBMW Japan 広報部に伺いました。
――これまで販売されていたM2は、併売されますか?
現行のM2は販売終了となります。
――販売価格が変更されていますが、理由をお教えください。
現行のM2から、出力/トルクを上げ、さらにBMW M4と同等の冷却システムなどを導入しています。また、CFRP製の部品を導入することなどで剛性を上げ、さらにデザインも新しくしています。
――新型「BMW M2 Competition」最大の特徴をお聞かせください。
比較的小型の車体に対して、高出力の高性能エンジンとそれに見合う高性能の冷却システムを搭載することで、小型ながらも高いサーキット走行性能を持っている点が「BMW M2 Competition」の最大の魅力です。
――このモデルのターゲット層は、どのような方達を想定していますか?
サーキット含むスポーツ走行が好きで、BMW Mへ憧れや好意を抱いていただいている方々に、特にご検討いただきたいモデルです。
410PSを発揮する高性能エンジンは、ポテンシャルを最大限引き出すため、BMW M4と同等の冷却システムを採用し、ラジエーターやオイル・クーラーを追加しています。さらに、カーボン・ファイバー強化プラスチックを使用したストラット・ブレイズを採用し、剛性を高めるとともに、大径のMスポーツ・ブレーキを装備することで制動力を強化しています。
エクステリアデザインは、フロント・バンパー、キドニー・グリル、エクステリア・ミラーのデザインを一新しました。冷却性能を向上させる大型化したエア・インテークやハイグロス・ブラック仕上げのダブル・バー・キドニー・グリルは左右が連結したようなデザインを採用しています。
新たに採用された新型BMW M2 Competition専用の19インチMライト・アロイ・ホイールと、Mスポーツ・ブレーキが、このモデルの存在感をさらに際立たせています。
インテリアは、インスツルメント・パネルやステアリング・ホイール、シートなどが一新されました。インスツルメント・パネルは、専用のパネルが用意され、エンジン・スタート時にはM2 Competitionのロゴが表示される仕様となっています。
Mスポーツ・ステアリング・ホイールには、「M1」「M2」ボタンで自分好みのセットアップを瞬時に呼び出すことができる機能が装備されています。さらに、新たに採用されたMスポーツ・シートの高いホールド性でサーキット走行においてもドライバーをしっかりとサポートします。
「BMW M2 Competition」6速MT 873万円(消費税込)、7速M DCT Drivelogic 898万円(消費税込)です。
※右ハンドル仕様のみ
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