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業界ニュース 2018.8.22

【青山尚暉のわんダフルカーライフ】夏の愛犬連れドライブの注意点!

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この夏、愛犬を連れてドライブを計画している愛犬家も多いと思います。しかし、犬の立場からすると、家族いっしょのドライブそのものは楽しくても、真夏のドライブはできれば避けてほしいはず。

夏といえば海ですが、日中、砂浜の表面温度は60度以上になることもあり、1年中毛皮を着ていて、足の裏からしか発汗できず、ビーチサンダルや靴さえ履いていない犬にとってはまさに全身灼熱地獄なのです。愛犬と海辺をお散歩するなら、早朝、夕方以降、路面、砂浜の温度が下がってからが鉄則なのです。

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夏の愛犬とのお出掛けは、避暑地、高地がお薦めです。もっと言えば、涼しい時間帯に移動し、なるべくアスファルトの上を歩かせない配慮も必要。晴れた日の日中のアスファルト表面温度は50度以上になることもあるのです(非接触の赤外線温度計で測定可能)。ドライブ途中、高速道路の緑地やドッグランがあるSA・PAで休憩する際も、できるだけ緑地、ドッグランの近くにクルマを止め、アスファルト路面の移動距離をできるだけ短くしてあげたいですね。

◆ドライブ時に嬉しい車の装備は?

夏のドライブで愛犬にやさしいドッグフレンドリーな装備と言えば、まずは後席エアコン吹き出し口。ミニバン、ステーションワゴン、SUVなどの一部、上級車に装備されていますが、実は愛犬連れドライブに必須の装備とも言えるのです。そもそも犬は基本的に暑がり。愛玩犬の多くが、気温が低く安定し、湿度も低い北ヨーロッパ原産なのもその理由のひとつ。犬にとっての快適温度は22~23度と言われているぐらいです。

理想はトリプルゾーンエアコンで、犬の乗車場所の温度を低めに設定できるといいのですが、後席エアコン吹き出し口のみで独立温度設定できないケースもあり、また、後席エアコン吹き出し口がないクルマに乗っているケースもあるでしょう。

そんな時はエアコンの温度設定を低めにセット。前席の乗員が寒く感じるなら、愛犬のためにカーディガンなどを羽織ればいいだけです。車内用サーキュレーターを使用すれば、後席の涼しさが格段にアップするはず。

ちなみに、前席と後席では室内温度が5~10度以上違うこともあるので、前席が涼しくても、後席が同様に涼しいとは限りません。その温度差を見極めるには、愛犬と同じ場所に座ってみるか、愛犬の乗車場所に車内温度計(のセンサー)を置くことです。ボクは運転席で犬の乗せ場所となる後席やワゴン、SUVなどのラゲッジルームの実温度を、センサーで確認できるアイテムを使っています。

また、一部のSUVやミニバンにある、リヤサイドウインドーのブラインドは、直射日光を遮り、室内温度の上昇を抑え、犬が嫌がる(怖がる)外からの干渉を防ぐためにも絶好の装備。愛車に装備されていなくても、吸盤式などのサンシェード(外の様子が確認できるメッシュタイプに限ります)を利用すればいいのです。

◆ワンちゃんの様子は常にチェック!

ドライブ中は愛犬の様子のチェックも重要です。息が荒く、ぐったりしているようなら、熱中症を疑いましょう。涼しい場所に移動し、冷たいお水を飲ませ、保冷剤などで首回りを中心に体を冷やしてあげるとよいとされています。わが家では、ドライブ中でも水が飲める、水がこぼれない構造の車内用水飲み皿にお水を用意し、いつでも水分補給できるように配慮するとともに、保冷バッグに冷たいお水、小さな保冷剤、冷やしたおしぼりを入れています。

夏、愛犬と外を歩く際は、くり返しますが、なるべくアスファルトの上を歩かせないようにするとともに、首に、小さな保冷剤が入るポケットのついたバンダナを巻いてあげるといいでしょう。また、クール機能のあるウエアを着用させるのも暑さ対策として有効です。

愛犬とドライブするのは、飼い主、愛犬ともに楽しい経験ですが、夏は鬼門。できるだけ快適で涼しく楽しめるよう、飼い主の責任としてきめ細かな配慮(幼児と同じように)が必要です。特に今年の夏の異常な暑さは、犬にとっても命取りになる危険性があるので、くれぐれも注意してください。

青山尚暉|モータージャーナリスト/ドックライフプロデューサー

自動車専門誌の編集者を経て、フリーのモータージャーナリストに。自動車専門誌をはじめ、一般誌、ウェブサイト等に寄稿。自作測定器による1車30項目以上におよぶパッケージングデータは膨大。ペット(犬)、海外旅行関連の書籍、ウェブサイト、ペットとドライブ関連のテレビ番組、ラジオ番組の出演、イベントも手がけ、愛犬との安心快適な自動車生活を提案するドッグライフプロデューサーの活動、自動車用ペットアクセサリーの企画・開発も行っている。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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(レスポンス 青山尚暉)

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みんなのコメント

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  • zoo*****|2018/08/22 13:04

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    たまに走行中のクルマの運転席から犬が顔を出してるのを見かけるが、あれは決して愛犬家ではなく、動物虐待であると思う。
    あれでもし事故が起きたら、飼い主とエアバッグの間で圧死するか転落して轢死するだろう。

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