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業界ニュース 2018.8.21

セルフガソリンスタンドの静電気除去シートはホントに触るだけで効果がある?

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 触れば帯電した電気が給油機を通じて地中へ逃げていく

 セルフスタンドが主流となってきたので、気になっている人も多いだろうというのが、音声でも促される静電気除去シートへのタッチ。そもそも不思議なのは、そんなに静電気が起こるのだろうかということ。夏は湿気が多いので実際のところあまり発生しないが、冬場はバチバチくることがある。

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 これはもちろん静電気で、なぜクルマから降りたりするときに発生しやすいかというと、ちゃんと理由がある。

 まず降りるときは、シートと服が擦れるから。化繊はとくに発生しやすいというのは、下敷きを頭でこすると髪の毛が逆立つのをイメージするとわかりやすいだろう。また乗るときにもパチンとくるのはクルマが金属でできているからで、歩いたりして服が擦れたりして溜まった電気が放出されるわけだ。

 あのパチン程度で、危険なのだろうかと思うかもしれないが、実際はガソリンに引火するには問題なしの威力をもっているし、実際に年に何件か火災は起きているし、実験によってもあっという間に火が付くことが証明されていたりもする。

 それで疑問なのが、静電気除去シートを触るだけで、静電気が発生しないのかということ。もちろんあれで問題なし。いわゆるアースで、ゴムでできているが、通電性の素材が練り込んであるので触れば電気はそちらに逃げる。さらにゴムに流れた電気は給油機全体に拡散。

 また給油機自体も地中にアースされているので、そちらに抜けていってしまう。溜まっている電気の容量が少ないということもあって、一瞬で抜けてしまうので、あの丸い程度で十分なのだ。またドアノブなどでパチンとくるのが嫌な場合は、先に路面に軽くタッチするだけでも、地中に逃げていくので効果がある。

 最後に、セルフではない、有人スタンドのスタッフがいちいち静電気除去シートを触らない(そもそも付いていない)のは、静電気が発生しにくい制服を着ているからだ。

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(WEB CARTOP 近藤暁史)

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